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「幸福実現党宣言」(9) 政策勝負の党になる

 総じて、意外に思ったのが、「憲法を変えろ」といっても、まず、
「憲法二十条 信教の自由 は文章をそのままに、付帯条項を削る」、とか、「『国の交戦権を認めない』、ではなく、『侵略的戦争はこれを放棄し、防衛のみに専念する』」いった文章にかえる」などという、穏やかなものいいで憲法の修正を試みていることだ。
 
 特に

総裁曰く、「二十条は、『公共の場で宗教をかたってはならない』というような付帯事項によって宗教を迫害し、唯物左翼を奨励する形になり、結果として精神性を重んじない世の中になった。だから、付帯条項をすべてとればよろしい。」(要約 小生)

 というような論旨であった。なるほど、日教組に浸かり込んだ教師たちの考える道徳の時間のかわりに、坊さんや神父さん、神主さんが入れ替わりで公立の学校で赴き、宗教について語る時間があると、少しは若い人たちも敬虔さのようなものにふれるきっかけになるのではないか。

 その状況を作るには「よけいな条項をとりさる」だけでいいという。

 問題になっているポイントを正確に見抜いて、原文の形は残しつつ「いくつかの条文を削る」という方法である。

 これはかなり腕が良くなければできない改革なのだ。普通、規約などの書類が上手くないときには、「もっと増やせ」、という形で対処するのだが、今回説かれた方法はそうではない。
 
 うまくいっていないのなら、項目を減らせ、である。

 あらためて、総裁は腕がいいと思う。

 質疑応答では、具体的な戦い方として、「政策を訴えていく」、として、

・株価を二万円台にまであげる
・中小への融資

などが語られた。

 なにっ。株価2万円? しかも中小に融資してくれるだと?

 言っておくが、実績のない人の言う理想論とは違う。
 全くのゼロから、わずか数年で、団体を巨大化し、資金をかくまでも集めた総裁のいうことである。
 口先だけ、人気取りだけでないことは、この団体の規模と資金、人材の運用を見ればわかるであろう。

 ……嬉しい。
 ……実現したらかなり嬉しい。
 ……これだけでも、文句のつけようがない政策だ。
 ……いや、絶対実現してくださいお願いします。

 嬉しいことに、
 総裁「他にも、政策を沢山、用意してあります。」 と仰る。

 過去に、大量の献策を、時に乞われ、時に自ら政府に進言し続けて二十年のこの団体である。
 沢山の政策って、なんだなんだ。
 小生、すごいわくわくするぞ。
 聞きたい。はやく全部政策が聞きたい。

 議席数の目標についてなども質問があったが、ここでは、まだはっきりは語られなかった。
 
 どうやら、この党は、「総裁の発案による、磨きに磨き、練りに練り抜いた政策を最大の武器として、今までの議員がしがらみのために言えなかった、堂々とした正論をもって戦う」
 ということらしい、とみた。

 こんなこと、どこの党でもやれなかったことだ。
 ……かっこいいではないか。

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