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2012-03

中国に売りとばされた新潟~「中国領事館予定地」立地の危険性

 先日、新潟県庁の近くに用事があり、車でそのあたりを走る機会があった。
 新潟県庁は、信濃川の河口近い場所にある。
 新潟の県庁の近くに来たからには、是非、直接、行ってみたい場所があった。
 ……新潟の、中国総領事館建設予定地。
 もはや、wikiにも「新潟中国総領事館の万代小学校跡地移転問題」として項目ができているほど、この問題は有名になった。
 ここまでの動きをざっとまとめてみる。
 軍拡の動きが激しく、もはや、平然と他国を侵略して、多くの血を流している軍事国家・中国は、一昨年、昨年と、新潟に「中国領事館」建設に意欲を燃やしている。
 中国共産党政府の公館の土地は中国の領土と同じ。また、
 ……事実上の、「軍事拠点」を作ることが明るみに出た。
 それに対し、著名人では、櫻井よし子氏が、大きな声で異を唱えた。
 地元では、各種の市民団体が反対運動をした。
 幸福実現党もその中の一つで、署名を集め、訴えて、小学校への跡地への移転は防ぐことができた。
 だが、安堵したのも束の間、とんでもない計画が裏で進んでいた。
 今年、2012年1月31日に、TBSが、【大使館移転めぐり日本が中国と密約か 】というニュースをすっぱ抜いたのである。(元記事http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4940938.html は削除されているが、2ちゃんねるhttp://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1328017304/、など、記事のタイトルで検索するとまとめサイトにのこっている)
 ……なんと、民主党は、中国に大使館を作るために、新潟、名古屋など、国内の主要都市に積極的に中国領事館を作るように手を回したらしい。
 政府は「バーターはありません」と言ったが、誰も信じる人はいないだろう。
 この政府の動きの異常さは、中国では、日本の領事館に土地など与えないのに、日本ばかりが一方的に、中国に「領地」を与えることになっていることだ。
 アメリカは中国公館に対して土地を譲渡しないことにより相互主義を貫いているというのに、だ。
 2月、新潟では地元の雑誌が、それを裏付けるように、こんな記事を出した。
中国領事館事実上決定 野田政権に売られた新潟(財界にいがた2012年3月号「中国領事館事実上決定 野田政権に売られた新潟」) 
 中国は、公に取得できないとなったらすかさず民間と契約して土地を買ったのである。ウソであってくれ、頼む、と思っていたが……。
 3月3日には、地元紙に【中国総領事館、県庁周辺に移転計画
用地取得へ】http://www.niigata-nippo.co.jp/news/pref/32797.html  と、場所が具体的に示され、もはや、中国に買い上げられたことが確定。
 政府は「バーターはありえない」だの、外務省は「後で知った」だのと言い逃れているが、おそらく、政府、外務省、泉田県知事、篠田市長、全員知らないはずはない。
 民間の反対を出し抜き、うまうまと新潟を売り飛ばして、「してやったり」とほくほく顔をしていることだろう。
 【櫻井よしこ 野田首相に申す】恥ずべき国土売却 2012.3.8
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120308/plc12030803140006-n2.htm
 に、詳しい経緯、そして、名古屋と新潟の違いが述べられている。名古屋はまことにあっぱれ、の一言に尽きる。
 だが、これらに書かれていない、現場に行かないとはっきりわからない事実がある、と聞く。
 地元の人に聞いてみると、その場所は、「えっ、なんでこんなところを」「こんな場所、中国にくれてやるなんて……かなりやばい立地条件でしょ、これ」と言いたくなるのだそうだ。
 以下、「領事館建設予定地」と言うと穏やかに聞こえるから、おそらくは、中国の本音であるところの、「軍事拠点建設予定地」と言い換えて話をすすめたい。

 さて、中国が入手した土地……一体どんな土地なのか。
 地図と遠景は産経がネットにアップしてくれている。
【公邸、領事館用地、各地でトラブル 政務三役、取得制限論も 2012.3.13 22:20】
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120313/plc12031322200026-n1.htm
 (地元の人たちは「……あのあたりなら確かに土地あいてるな」と口惜しそうだった)
 実際に車を走らせてみる。
 県庁の前の大きな通り……正面に県庁を見ながら、このあたりから左に曲がるとすぐだ、とのこと。
新潟市 中国領事館建設予定地 野田政権に売られた新潟  画面の、白い大きな建物が県庁。
 ……って、うわ。これ、県庁のすぐそばではないか! 
 新潟県庁から「中国軍事拠点」まで、その距離500メートルほど。
 これなら、車なんか使わなくとも、あっという間に県庁が制圧できるだろう。
 そして問題の場所に着く。ここだ。
新潟市 中国領事館という名の「軍事拠点」建設予定地 
 ……広い! 広いよ!
 15000平方メートル……ここをまるまる、治外法権の中国領土にしてしまったのか。
 ここまででも充分とんでもないことをしてくれた、という感じだが……。
 地元の人たちが、「とんでもない!」と頭を抱えているポイントは別にあったのだ。
 下の写真を見て、おわかりになるだろうか。
 新潟市 中国領事館という名の「軍事拠点」建設予定地
 わからない方は、さらに二枚目。
新潟市 中国領事館という名の「軍事拠点」建設予定地
 だめ押しで三枚目。左側に移っているのが、建設予定地の端っこの角。
新潟市 中国領事館という名の「軍事拠点」建設予定地 
 ……そう。
 ここは、なんと道路をはさんで信濃川の川岸に、かなり長い距離の領事館の敷地がぴったりとついているのだ。
 市民はよくボートなどの川遊びに、この土手を使っているという。
 だから、川岸に船をつけて、人が岸に降りるのもたやすい。(対岸は階段状になっていて、散歩がてら水遊びなどもできる場所があるそうである)
 しかも、市民が散歩できるスポットとして、土手から道路へも渡るのが容易に作られている。
 つまり、この場所ならば、たとえば、夜陰に乗じて、人目につかずに、大量の工作員を一度に広い「治外法権の軍事拠点」に送り込み、待機させることができる。
 以前、海上自衛隊イージス艦機密情報漏洩事件で、情報漏洩を行った自衛官の中国人妻が国外追放されたにも関わらず、日本に再入国して横浜中華街に潜伏していた。中華街どころか、こんな広い「軍事拠点」なら、大勢の人数の工作員をこっそり上陸させて、ゆうゆうとかくまうことができるのだ。
 なお、建設予定地の角に立って、河口を振り返ると、こんな感じ。
新潟市 中国領事館建設予定地 野田政権に売られた新潟
 この道路を、車で十分も走れば、河口の港にたどりつく。
 途中の万代橋をはじめ、二つ三つ橋があるようだが、そこをくぐれるほどの低さの船なら、河口からあっという間にここまでこれるだろう。
 中国が、日本海のすぐそこまでやってきて、なんらかの方法で、海上自衛隊・海上保安庁の妨害を退ければ、誰にもとがめられず、一気に外海から信濃川河口を通ってここまで船を送り込み、さらに、誰にも知られずにこっそりと大量の工作員を密入国・かくまうことすらできるのだ。
 このブログの以前の記事にも紹介したとおり、中国にとって、新潟の最大の利点は
 「中国は日本海に面した北朝鮮の羅津港の60年間租借権を手に入れており、羅津港から新潟まで、海路直通で来れる」
 「海を通して、大陸から直通で、軍隊や工作員を日本に送り込み、駐留させうる」
 ということだ。
 もちろん、今の段階ではそうやすやすと領海侵犯はされまい。
 だが、いつ、どんな事態になるか分からない。
 もし、ロムニーかサントラムがアメリカ大統領になって、日本から完全撤兵すると言ったら。(幸福の科学で出ているこの二人の守護霊霊言の内容を聞くと、もはや、嘆息しか出てこない)
 期を同じくして、国内で大規模な災害が次々と起きたり、他国からミサイルをうちこまれ、海の警備に人が割けない状態になったら。
 中国にとってなにか事が起きれば、羅津港から一気に中国軍を新潟に送り込むことは、もはやさほど難しいことではなくなったのだ。
 ……これは全ての日本人にとって、人ごとではない。 
 こけまた、以前も書いたが、新潟が落ちれば、新潟から新幹線で一~二時間の東京は、いくらでも好きなように工作員を放って自由自在に荒らすことができる。
 ……海からまっすぐ来れて、上陸可能なかなり長い河岸つきの、中国軍事拠点。新幹線の駅にも近い、東京まで一~二時間。
 ……こんなオイシイ場所もない。
 ここに、マスコミが報じない「新潟市 中国領事館」の秘められた危険性があるのではないだろうか。
 ちなみに、道路を隔てたむこうにはゴルフ場。そこも買収できれば、さらに大きな拠点になる。反対側は緑の植わった遊歩道。
 領事館予定地の裏にはぴったりと幼稚園が建っている。子供達に害が及ばなければよいが、と胸が痛む。
 こんなところを県民に知らせずに、中国に売ったとは……。
 ……もはや、民主党の売国っぷりは有名だが、泉田知事・篠田市長の両名は、これで「新潟史上に残る大悪党」の送り名を免れまい。
 彼ら両名は、新潟をチベットにするべく、自分たちを選挙で選んでくれた市民県民に内緒でその土地の一部を売り渡してしまったのだ。「中国自治区 新潟省」のトップにでも任命されて、幸せな余生を送るご予定でもあるのかも知れない。
 幸福の科学から、「馬総統・仲井間県知事の守護霊霊言」がじき発売になるが、おそらく、この両名の頭の中も大差ない阿呆ぶりだと言われても驚かない。
 ……こんな風に書くと、「杞憂だ」とか「頭がいかれている。中国は先進国だ、攻めてくるわけが無いじゃないか」などとおっしゃる声は多い。
 まあ、「中華街で新潟市が潤う」と騙されている商店街などの人々だろう。
 そうした方々は、もういちど、前掲のwikiをお読み頂きたい。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E6%BD%9F%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E7%B7%8F%E9%A0%98%E4%BA%8B%E9%A4%A8%E3%81%AE%E4%B8%87%E4%BB%A3%E5%B0%8F%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E8%B7%A1%E5%9C%B0%E7%A7%BB%E8%BB%A2%E5%95%8F%E9%A1%8C 
 ラオス、スーダン、その他「中華街で潤いますよ」「中国は友好的ですよ」と騙されて、中華街を作った世界の国々が、いま、どうなっているか。
 また、チベットで中国が何をしたか(あのときも、まず国内に入って国防を裸にさせるような世論を起こして無力化させてから、攻め込んで国を滅ぼした)。
 ダライ・ラマがどうなっているか。
 【中国、世論にらみ強硬姿勢 尖閣付近領海に監視船侵入 2012/3/16】http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C9381959FE3E4E2E4E68DE3E4E2E1E0E2E3E09494E0E2E2E2;at=DGXZZO0195570008122009000000  といった動きをどう考えるのか。
 賛成派は、これらすべて耳目を塞いで、「日本だけは大丈夫、経済的に交流があるから」などと言われ、目先の「中華街で経済発展」という甘い言葉に騙されておられるのではないかと思う。(……植民地にしてしまえば経済など丸儲けであるというのに)
 なんでも、日本には、中国からお金をいただいて工作している方々、利益と引き替えに工作に励む方々、幸福の科学ができる前は日本最大手だった宗教団体など、中国に協力的な方々が大量に日本にはいて、上手に日本の人々を「導いて」いるという。
 その口車に乗せられて、「中国の核は認めるが、国内の原発は反対だ」、という奇妙な理屈に唯々諾々と従う国民であるから、このままであったら、あっさりと中国に侵略を許してしまいそうな気もする。

 今年、おそらく中国はもっと強烈にアプローチをしかけてくる。
 新潟にとっても難所にさしかかった感がある。
 幾度も申し上げて恐縮だが、最悪なことに市長は朝日新聞なみの左翼地元紙の人で、知事は反原発の親中派、「地方自治」では国防ができないということにいつまでたっても気づかないお人だ。
 だが、地元の幸福の科学の人たちと話した限りでは、まだまだ希望は捨てていない、という感じだ。
 たとえば、実際に領事館を建てるとなれば、いくつかの認可がいるだろう。
 そこを完全に密室にして逃れられるほど、日本のガードは、甘くはなかろう、という点を指摘する人もいた。
 また、前回、中国領事館建設の際に、幸福の科学の地元の在家の中で、いち早く危険性を察知し、反対の働きかけをし、活動していた人たちがいる。
 その人たちは、いま、前回同様、支部や、自宅の祭壇の前で、「中国領事館絶対阻止」の祈願を、毎日、めいめいで上げている、と聞く。
 ……前回、その祈りは、功を奏した。
 「今回も絶対に阻止してくれるわ!」という彼らの日々の強烈な念いは、
 「議席を一つも持たないのに、国政を動かし、諸外国を、アメリカまでも動かして中国をくいとめている、と、共産党を不思議がらせている」(孫文の霊言) 実現党の戦略と相まって、必ずや何かの形で、新潟がまっさきに「中国の植民地・自治区」とされることを防ぐだろう、と思うのだ。
 いま、彼らは、「ゴングは鳴った」という顔をしているに違いない。戦いの火蓋は落とされた、というところだろう。
 ……同様に、「日本をそう簡単に植民地にさせてたまるかっ!」とばかり、「大丈夫ですよ。負けてたまるかっ!」と、言い切った御仁がいる。
 公開セミナーで、一般からの「侵略に対してどう心構えをもったらよいか」というような質問に答えて、ファイト満々でそう言いきったのは、幸福の科学 大川隆法総裁である。(2012/2/26「繁栄の法セミナー」質疑応答三問目より)
 中国はカネと軍事で世界を支配できると思っているだろう。
 だが、中国政府がカット検閲版で自ら出版した大川総裁の著書は、昨年、中国のベストセラーとなっており、昨年、総裁がまわって講演会を行った国々は、みな中国に対して強気になる。さらに、面白いことに、その後からヒラリー・クリントンがそれらの国に順ぐりに入り、一昨年は想像もできなかった、「対中国包囲網」が世界にできつつある。
 言論戦で中国の軍拡による覇権の確立を封じている人物が、日本にいることはまことに心強い。
 まだ負けない。いや、むしろ、総裁の読者なら、「ここから日本が、どう中国を封じうるか」を、心強く、わくわくしながら見守っていけるだろう。
 ……地元の彼らと共に祈り、新たなる「元寇」から国を守る道を、注意深く探り、実行に移していきたい。

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