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2011-01

2010年12月28日 大川総裁「宇宙人探索リーディング」(1)ケンタウロス型の火星人

 昨年年末に行われた、宇宙人リーディング。
 今年に入ってから一般に公開され、さらに続々とリーディングがなされているという。
 一つ一つリーディングが進むにつれ、いくつかの新しい事実や考察が深まっていくが、実際に聞いた会員さんの拝聴後の感想や考察を紹介させていただく。

 まず、十二月末の収録された「宇宙人探索リーディング」については、すでにノートが上がっているようなので、内容に関してはご存知の方も多いはず。
 十二月四日の円盤の写真等を大川総裁が皆に見せ、それに関係するリーディングもなされた。
 その中で、会員さんたちの間で話題になったのが、
 「『宇宙人どうしが地球に生まれて、カルマの刈り取りがなされる』ケースが、これで三件目になった」
 ということだった。

 その事実がでてきたのは、三人目、ケンタウロススタイルの火星の宇宙人でのこと。
 大まかに三人目のリーディングのノートを上げると、
 まず、火星の描写として、
 ・火星に、スフィンクスが見える。火星のスフィンクスは大きい、数百メートルぐらい。
 ・金星から火星に移住したが、火星の環境が厳しく、建造物が相当堅固でないと、寒暖差が遮断できない。
 ・四本足があり羽があり、人面。ロボットを使って作業をしている。
 ・火星の建造物は冷暖房・空調つき、野菜等も栽培可、食肉用の小動物を飼っている。
 ・ピラミッド型の宇宙船で地球に来て、火星文明の痕跡としてエジプトの神話に相当な影響を与えた
 ・質問者個人として、ソフトよりハード建築が好みなので、担当部局の将来史として、ラスベガスのようなものが出現するかも(笑)。
 ・質問者の魂は、「宇宙に対しても情報発信をしなければならない。地球人だけ相手にしてはいけない、宇宙人に理解してもらう視覚・音声を使って発信する必要がある。」と考えている。

 という内容だった。
 そこまで話が進んでから、リーディングを受けているご本人から、質問が出た。

「上司が以前、リーディングで火星にいたといわれたのだが、何かご縁があっただろうか」

 という趣旨の質問。
 総裁は
 
 「……『エサ』。エサ、エサ、食糧に近いもの。
 しーっ、しーっ、(と、口に指を立てられる)これはまずい。まずいです。
 勘違いかも知れないけど、食用に適するものらしい。
 羽があるところはおなじだが、むこうはそんなに飛べず、自分たちは大空を飛べる優良階級。羽の大きさが違う。こんな話は不味いかもしれませんね。
 下克上ということになるんでしょうか。『飼われてた方の種族に近い』と」
「建築物が作れたところが偉いらしい」.

 ……と、いうお答えをされている。
 これまた、ショッキングな話である。
 「上司と部下が捕食か、それに類する関係」、というのは、これで三件目になる。
 一件目は、(書籍未収録ではないかと思うが)
 某職員がマゼラン星雲のケンタウロスβのレプタリアンであるというリーディングがなされた。(体長二メートル五十センチ、角が四本生えており、そのうち二本は山羊の角、二本はサイの角のようで、口は馬のようで、歯は尖っていて、二本足で立ち、手の指は三本、足の指は五本、尻尾はワニに似ていて、腹側の色は上が赤黒く下が白い、背側は外側が茶色で中側の背びれは緑色、舌が二枚に割れている)
その直属の部下が映画「アバター」に出てきたのとそっくりの青いキツネ、ドゴン。
レプタリアンにとって、ドゴン星人の肉はひきしまった筋肉質で美味であるために食糧として狩られ、レプタリアンとの抵抗戦に敗れ、大船団を組んで母星シリウスを脱出し、一部が地球のアフリカ西南部に辿り着いた、という気分の悪くなるような話だった。

 二件目は、(書籍未収録ではないかと思うが)某職員の過去世が、木星エウロパ の氷上に住んでいた、という話が出たとき。
 その時のその人物の姿は、氷の下の水に潜り、装甲魚を補食していた身長二メートル五十センチ、長い毛に覆われ、二本の長い牙とギザギザの歯を生やしているゴリラとトド、オットセイをあわせたような戦闘能力の高い種族。
 ところが、その後に出てきた、彼の直属の部下は、好奇心旺盛なケンタウロスαのサル型宇宙人であったが、そのゴリラとトドのあいのこみたいな種族を、人体実験のため、男女一人ずつさらって宇宙船で地球に連れてきたのだ、という。
 そして、その捕獲・実験に使用したゴリラ・トドの種族の男性が、まさにその直属の上司だったのである。
 母星で平和に暮らしていた知性ある者をさらって、地球に勝手に連れてきたという非道い話であったが、部下の人物の宇宙人意識はリーディングの中でさかんに「申し訳なかった」と繰り返していた。

 そして今回、三件目……今回の上司、色白氏(仮名)は、おそらく、書籍「宇宙人リーディング」の中で出てきたニワトリ型の軍神、天狗系宇宙人のことだろうと推察される。(2010年5月収録された『ヘルメスの霊言(家庭の法に関して)』の最初の質問者。彼の質問に対して、ヘルメス神は「出世のために一般の会員さんは自己犠牲を強いられている」と、かなり手厳しい解答がなされていた)
 この「ニワトリ型宇宙人」について、おさらいすると、書籍「宇宙人リーディング」によれば、
 「身長一メートルより大きい、ニワトリ型」
 「火星人の魂の傾向として、慢心の心があって、嘴でついばむ、蹴爪で人を蹴り飛ばすところが、魂の傾向。
 競争心が非常に激しい。で、自惚れが非常にある。
 鶏を見てわかるが、餌をついばむときに激しい争いをすると同時に、また餌を藁の下などに隠すと、より多く嘴と足で探し出し、自分は非常に賢いんだ、といって、鬨の声を上げて喜んでいる
 そういう風な自慢の心や、競争心が非常に強いのが火星、火星の特徴」
 「地球に来てから、彼らのうち、凶暴化したものは他のものを食べたが、他のもののエサになってしまったものも相当いる」
 「空を飛べない、羽が発達しなかったものたちは守勢に回った」(これは火星にいたときと同じ)
 「人間へと生まれ変わったものは、品種改良が幾度かされており、翼が手に変わるのがいちばん難しかった」
 そして、
 「戦争・競争、他のものに勝つ」
 ことが好きな魂となった。
 「天狗のルーツであり、天狗系の魂のパーセンテージと同じだけいる」という。
 
 そして、そんな彼に対して、大川総裁が、スフィンクスたちの「えさ」だった、ということを明かしたわけである。
 軍神とか、天狗とかいわれていた人々の一部は、スフィンクスの食糧だったのだ。

 ……とこれで魂的に捕食関係だったり、人体実験に連れてきた、などという関係の組み合わせが、三件目になった。
 はっきり表面化したのはこの三件だが、ほかにも、まだまだありそうだ。
 
 総裁もこの件に関して、最後に
「カルマの問題があるようだ。
 転生の過程で逆になっているかも知れない。途中で入れ替わっているかも知れない」
 と、触れている。
 今回のこのケースは、とある事情で、当地の一部会員さんたちの間で非常に大受けしているが、会員さんからでてきた意見として、

 「しかし、これはかなりきつい」
 「すごい転生のなりゆきですね。もし、魂的に食べられたことに対する遺恨が残っていれば、上司になった時点で報復のし放題ですね」
 「でも、以前出てきたレプタリアンとドゴンの組み合わせは、前世も今世もレプタリアンのほうが立場が上だけれど」
 「いや、上司が前世の食糧だった、というのもきついけど、部下が前世の食糧というのもかなりきつい。
 因縁のある相手と同じ職場でチームで成果を出さなければならないのだから」
  「肉食自体はよくあることだろう。だが、食べられる方の種族が、ある程度の知能や情操が人間に近い場合、食べた相手に対して、『恨みの念』『悔しさ』が発生するので、そのあたりが、こうした因果の発生する鍵じゃないか」
 という意見が相次いだ。

 それにしても、宇宙人の話を聞いているはずなのに、まるで、仏教説話そのもののような話に驚愕してしまう。
 捕食される者にもある程度の知性があって人語を語り、食べる側と会話している……そんな、宮澤賢治童話そのもの世界が、実際に展開しているのである。
 宮澤賢治童話などに流れる仏教的精神では、「食べられる側が可哀想だと思うなら食べてはいけない」、というようなニュアンスの教えが色濃く流れていたはずだ。
 人に悲しみを追わせたものは、必ずのちにそれを贖わねばならなくなるのが因果の理法なのだ。
 そして、その「因果論」通り、「もの言うけもの」たちを食し続け、彼らに悲しみを味わわせた種族は、何万年が過ぎ、同じヒューマノイドとして生まれた今、その因果のツケを払わされているように見えるのだ。

 私たちが「単なる比喩だろう」、と思っていた、二千五百年前の仏教説話や、宮澤賢治童話は、実は宇宙の時代にこそ通用するものだったのだというショックに、くらくらする感覚を味わってしまう。
 こんなことが可能なのは、エル・カンターレの統治する星、地球だからなのだろう。
 広い宇宙で散らばっている種族を一つの星の上に集めると、こんなことがおきるのだ。
 地球に、「魂を大きく進化させうる環境」「さまざまな個性が集える環境」が整っているからこそ、起こりえる事態。
 やはりこの星は、宇宙の縮図になっていくのかもしれない、と、慄然とした瞬間であった。

 ……なお、さらに興味深いことに、この話題はこれで終わらない。
 最後にだめ押しのようにして、
 大川総裁 『そうですか、上司の方が「食糧」。
 ……というと失礼だから、何か「タンパク源」(笑)……それもまずいか』
 という言葉が出てくる。
 これは非常に珍しい。
 大川総裁は基本的に、眼前の人物や関係者が傷ついたり嫌がったりする話はさらりと触れるだけで流す方なのだ。
 が、今回、ずいぶん面白がってとりあげておられる感がある。
 おそらくは、「指導の意図」がおありなのだろう、と容易に推測できる。
 そして、その「指導」は、今回、最後に出てきたベガ星人との対話においても、さりげなくなされているように思われるのだ。
 また、今月収録されたという「宇宙人リーディング③」の中でも、その「指導の意図」がうかがえるような気がしてならない。
 (次回、機会がありましたらベガ星のリーディングについての会員さんの感想も、記載させていただきたいと思います。)

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