ドクター中松氏の記者会見の内容まとめ。

　Ｑ　出馬までの経緯は？

　【中松氏の解答】
　都議選の二、三ヶ月前から誘いがあった。　
　お断りしていたが、数日前、大川隆法総裁とお会いして出馬要請。党首にになって欲しいとのこと。総裁曰く、
　「中松氏には、特別代表として、党の二枚看板になって欲しい。
　信者でなくていい。
　大川総裁は信者を率いる。
　中松氏は一般の人や、ほかの政治家をまとめる。だから、信者じゃない方が良いんだ」
　とおっしゃった。さらに、
　「中松氏には、一般票を集めると同時に優秀な議員や人材を囲い込むことを、お願いしたい。
　総裁は制約をかけないので、自由にやって欲しい」
　ということであった。
　　(小生の感想……中松氏をして、一般票を集めると同時に優秀な議員の囲い込みをする、という、総裁の戦略。そのために信者でない方がよい、というのは、大川総裁らしい。ふつうの宗教家やお弟子達なら、「いや、絶対信者でなければ」とか言い出すものなのである)

　
　Ｑ　なぜ無所属をやめ、実現党に？

　【中松氏の解答】
・今まで中松氏には、納得する政党がなかった。
　自民党は経団連、財界の政党。
　民主党は組合の政党。
　サラリーマン・庶民の肩をもつ政党が、この国にはない。
　そもそも二大政党というが、政治は三極が望ましい姿。
　党の二大政策も、自分が前から考えていたのと同じ。
　「消費税全廃」は、まさに政治家が無能だからできなかったのであり、　「北朝鮮の核ミサイル対策」も、危ないと見て、私の発明で誘導装置を狂わせてＵターンさせようと考えていた。　
　(小生の感想……民主・自民の分析や、三極こそ安定する、という持論をみて、中松氏という人は、しっかりした考え方をされる方なのだ、と感じた。
　し、しかし、核ミサイルＵターンの発明とは……ううむ、そんなこと大まじめに考えて研究している人物がいたとは思わなかった。
　発明家とは、やはり常識を超越している。
　できるものならやってください。いやほんとに。)

　Ｑ　大川隆法氏の印象は？

　【中松氏の解答】
　私、中松と同じ東京大学出の人物。
　私は工学部と法学部を出て三井物産、彼も総裁は法学部から同じく一流商社に。
　私の後輩であり、非常に優秀。
　発想の転換ができる人で、これまでの幸福実現党を変える、という発想の持ち主。
　中松氏が「他の政治家を抱え込むには資金がいる」というと、「わかっています。ご用意します」と、即座に金額を口にして、それが正確なものであったので驚いた。
　(小生の伴侶の感想……意外に思ったのは、中松氏、最初は比例区第一位で、という話でのお誘いあったが、話の途中で、比例区第二位になったわけである。最初の一位が、話の途中から二位……普通はこれでは納得しない。
　ではなぜ中松氏が納得したのかというと、それは実際に逢ってみて大川総裁という人物を、男として約束を違えない、信用できる、と思ったからでは無かろうか。
　大川総裁にはそういうエピソードが多い。今度もまた、総裁の誠意ある人柄が仕事をしたのではなかろうかと思う。)

　Ｑ　ところで、その腕についているものは？
　【中松氏の解答】
　これぞ新発明、ウデンワ。
　　携帯を胸ポケット入れておくのは心臓麻痺になる。
　心臓に一番遠いところにあって、それを迅速にかけられるのは右手首。
　元気に選挙できてコミニュケーションを迅速にできる発明。
　これをいっせいにつけて貰い、幸福実現党の腕章のようにしてみたい。

　(小生の感想……なんか、この話をしているときが一番キラキラして嬉しそうなドクターである。
　最初に質問が出ないとき「この発明についてでも良いですよ」と仰ったのを聞いて、なんと、気配りの人だなあと思ったが、単に一番説明したかったのやも知れぬ。
　あのキラキラした顔を見ているだに、ホント、悪い人ではないんだなあと痛感してしまう。
　しかし、こ、これをつけるのか。党員や候補者は。
　ううむ……右手首を曲げて耳と口に携帯を当てる姿は、昔のウルトラマンなどに出てくる地球防衛軍の隊員みたいだな。
　ネーミングセンスや、使用スタイルはともかく、確かにこれなら携帯も無くならないし、使いやすいかも知れぬ。
　しかし、小生は右腕の二の腕部分に筋肉がないので、長電話は辛いな。)

　youtube全リンクつき、昨日の記事はこちら