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楽天ブックスが販売を迷った? 書籍「楽天社長の守護霊霊言」

 幸福の科学から、新刊書籍『「楽天」とIT産業の未来』が出版され、書店に並ぶようになった。
 内容は、楽天の三木谷社長の守護霊インタビューであり、「楽天はすべてを牛耳る『世界帝国』を目指す」という内容の一書だ。
 ところが、この本は今日まで、その当事者である「楽天」にある「楽天ブックス」に置かれていなかった。発売直前には確かに間違いなく、「楽天ブックス」の販売ページがあったにも関わらず、発売当日になると、そんな商品すら存在しないかのように消されていた。
 ちなみに、楽天には「楽天ブックス」以外に、何社か他の書店も入っていて、そちらの店ではずっとこの本が販売され、購入できていた。
 これは、楽天側から、幸福の科学への、「楽天で置かないわけではないが、楽天直轄の書店では売れません」という無言の答えなのだろうか、と思っていたら、今日になって、楽天がこの書籍の販売を開始した。
 書籍では、三木谷社長の守護霊が
 『楽天がすべてを牛耳る「世界帝国」として君臨したら、楽天を通じて、選挙も、売買も、宇宙旅行もすべて押さえる』
 と語り、
 『商社や金融業、政治家、宇宙飛行士など、みんな無力化するだろう』
 という趣旨の話をしている。
 その後に、質問者が、
 「楽天は『載せない』という判断ができるが、それは恐ろしいことではないか」
 と問いかけると、
 三木谷浩史守護霊「『載せない』という判断をすると、ほかのものが参入してくるから、基本的に、それはない。全部、載せる」
 と答えるやりとりがあった。
 そこを読んでから、楽天ブックスでの販売ページの消失を見て、「現実は、早くもこの守護霊の言とは異なったものになってしまったなあ」、と感じていたが、突然の販売ページ復活。
 あたかも三木谷氏の守護霊の意見が通った形に修正がなされた。(ただし、現在、未だ「メーカー取り寄せ」のタグがついている) ここに至るまで楽天内部で、どんな「調整」が行われたのだろうか。迷いながらも販売に踏み切った、その決断の背景を考えると興味深い。 

 ところで、この本について、一読した人たちから面白い感想を聞いたので、ちょっと書き留めておく。
 「楽天はなぜ、こうまでしてがむしゃらに世界制覇をめざすのか」という理由についてである。
 書籍を読んだ方は、最後のほうで、三木谷氏の守護霊についての「身調べ」が行われたことに気づいただろう。
 この書籍では、特定されてはいないが、読み終わると、どうも、
 『三木谷氏の過去世は、戦国大名で、「楽市楽座」政策をはじめたといわれ、のちに孫の代に信長と戦って没落した六角定頼(1495年~1552年)か、その一族の誰かではないか』
 という印象が残る。
 楽市楽座と六角氏の関係について、歴史マニアからは「楽市楽座は六角氏が指示して始めたという明確な証拠はない」という話も聞いたことがあるが、霊言を読まれた方の中から、
 『もし、三木谷氏の過去世が六角氏で、六角氏が楽市楽座の最初の奨励者だったと考えると、楽天の動きはかなり納得がいく』
 という感想を聞いた。
 何が言いたいのか。
 『じつは、企業「楽天」の本質とは「楽市楽座」ではないか』
 ということなのだ。
 これまで、企業「楽天」がした大きな仕事はなんだったか。
 それは、ネットで巨大なショッピングモールを立ち上げ、販売主を企業・個人問わず、積極的に募集する……つまり、全ての人に商品の売買の機会を与えることだった。
 インターネットの出現まで、人々は、問屋を通し、地域のデパートやマーケットにあるものしか買えず、通販も企業が主体であった。
 だが、インターネットを使うことで、町の商店や、あるいは我々個人一人一人が、問屋を通さず、直接、日本中のすべての人相手にものを売ることができるようになった。
 その可能性に乗じて、大きく花開いた企業の一つが楽天だ、といえるかもしれない。
 してみると、その仕事は、問屋という日本の流通を縛る制度を打ち破る、現代の「楽市楽座」そのものではないか。
 さらに、
 『もし、三木谷氏の過去世が六角氏なら、この企業「楽天」の名前は、三木谷氏が、「楽市楽座を天下に弘めた」あるいは、「楽市楽座で天下をとる」という、過去世の業績を、商号として、知らず、自ら名乗っているのではないか』
 『三木谷氏の守護霊が、自らの理想を
 「Googleやマイクロソフトを超える集団になり、世界の『情報天皇』となり『世界帝国 楽天』を築く」 
 といっている理由は、かつて、武将として生まれたときに、天下取りに失敗した魂の痛みを埋め合わせるために、今度こそ、「楽市楽座で天下を取る」ことだけを考えているのではないか』
 ……等々の感想も聞かれた。
 霊言の中では何一つ断言されてはいないのだが、面白い考察だったので、ここに記載させていただいた。

 それにしても、今、なぜこの「楽天」の霊言が出されたのだろうか。
 最近の楽天は、ネット選挙に絡んで、政治に乗り出そうとしている動きを強く感じる。
 大川総裁は、日本人、あるいは安倍首相に対して、「この人の狙いはここにありますよ」ということを開示し、無言で忠告しているのかもしれない、という気がする。
 総裁は、幸福の科学を始めたときに、政治改革・経済改革をも行っていきたいと述べていた。
 稲盛氏、ユニクロ、楽天、と、最近、総裁はさまざまな経営者の守護霊霊言を刊行されているが、こうやって、華々しく活躍している経営者たちの、その内面がそれぞれどういったものか教えていただくことは、日本人にとっても、日本の国益にとっても勉強になることだと強く感じる。
 願わくば多くの人がこれらの書籍を参考にされ、日本の進路が正され、志ある繁栄がこの地に訪れんことを。

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