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今、読まねばならない「日本武尊の国防原論」(6)

 アメリカ合衆国、四年に一度の大統領選挙。
 それが今年、行われるわけだが、それが日本の未来に関わってくる可能性がある、という。
 日本武尊の霊言によれば、

 「八月までの『共和党候補者を一人に絞る過程』と、十一月の『本選挙』までの間』に有事が起きる」
 「『オバマ政権が有事を起こす可能性が高い」

 なんとも、ノーベル平和賞を取った大統領が、自分の支持率と再選を守るために「どこと戦おうか」と、血を流す相手を物色中……というのは、嘆息したくなる話だ。
 ノーベル平和賞とは、結局、左翼がかった人々が好みで選ぶ、権威のない賞なのだなという気がする。
 だが、有事が起きると、アメリカの景気がよくなる。
 有事が起きると、支持率が上がる。
 だから、オバマ大統領は、自らの再選のためには、選挙前に戦争が起きる必要がある。
 その狙いは中東か、それとも、中国・北朝鮮か。

 さらに、ここで日本武尊が意外なことを語っている。
 「米軍撤退は、中国と北朝鮮の暴発を狙うアメリカの罠」(P47)

 支部で霊言を聞いたときは、思わずリアルタイムで「えっ!?」と声をあげかけた。
 今、米軍は、どんどんと、日本から撤退しようとしているかに見える。
 無理もない。これだけマスコミに踊らされて米軍反対みたいなことを言っている国民に、誰が味方するか……誰が見てもそう思うだろう。
 それが「中国と北朝鮮を挑発するため」だという。
 武尊によれば、
 「(アメリカ)民主党の参謀に就いている者の中には、そうとう賢い者がいる」
 「ノーベル平和賞を取ったオバマを表の顔として弱そうに見せつつ、軍事費を削減し、なおかつ、効果的な戦い方をする」(p49)
武尊は、アメリカの極東からの撤退は、見せかけであり、
 「情報鎖国の国は、これを弱腰と捉える」と言っているのだ。
 ……このくだりを読んだ人の中には「そんな馬鹿な」「証拠は一つもない」という声も多いだろう。
 あのオバマ大統領に、それほど賢いブレーンがいたとは……地上的な情報網しか判断材料がない人間には考えもつかない。
 だが、ここで「情報鎖国の国は~」といわれているが、日本もまた左翼マスコミによる「情報鎖国」に近い状態。判断材料がない、ということもあるのではないか。
 これを聞いたとき、小生の伴侶は
 「あ、そういうことか。そうじゃないかと思っていたけど、オバマのブレーンにはやっぱり軍事に強い人がいたんだな」
 と言っていた。「どの辺でそう思ったの?」と聞いてみると、
 「オバマ政権下で行った、イラクの地上軍撤退の鮮やかさ」
 という。
 アメリカのイラク駐留。
 ……アメリカはイラクを占領し、石油利権を確保するとともに、中東の有事において、自軍をいつでも出撃できる態勢をとっていた。
 いわば、アメリカは中東で、イラクという「大きな縄張り」を得ていたといえる。
 しかしイラクは、敗戦後の日本のように従順で穏やかな土地ではなかった。
 部族間の対立が多く、軍閥の寄り合い所帯で、イスラム原理主義勢力の自爆テロも多かった。
 だから、もしアメリカがイラクから軍を退いたら、イラクはバラバラになってしまって内戦状態となり、収拾が付かなくなる、と誰もが思っていた。
 最悪、反米のイスラム原理主義が政権を握ってしまうかもしれない。
 そうなったらアメリカにとって今までの戦いが無に帰してしまうことになる。
 ……この土地に対して、アメリカは、2006年に一回増援を行い、反政府勢力の強いところをすべて潰しにかかり、掃討作戦を行っていた。
 おそらく、それが功を奏したと判断したのだろう。
 オバマ大統領は2009年、思い切って、駐留米軍の全戦闘部隊を撤退させた。
 結果はどうなっただろうか。
 撤退しても、イラクの親米政権は安泰だった。
 やがてイラクから撤退することは前々から決めていたのだろうが、それでも、あのイラクからの撤退は相当な勇断が要ったのではないか。
 オバマ政権は、それをスマートに行って、アメリカの国益になんの損害も出さなかった。
 ……見事といえば、見事であった。
 なるほど。
 確かに、あの撤退で、アメリカはぐっと戦略的に軸足を広げられるようになった。
 イラクから軍を退いたために、北朝鮮だろうと、イランだろうと、攻撃のフリーハンドを得ることができるようになっている。
 その結果、選挙を前にした大事な今、支持率を上げるための戦争を自由に起こすことができるのだ。
 もし、これがすべて、「計画通り」だったとしたら。
 アメリカの中枢には確かに、相当に頭の良いブレーンがいる、と言えはしないだろうか。

 そして、そのアメリカが今回、「戦争相手」として有力な国の一つが中国である、と日本武尊は読んでいる。
 戦争相手にはたくさん油断してもらうにこしたことはない。

 ……そして、有事の夏がやってくる。(以下、次回に続きます←この一言を前回書き忘れて、「もう終わりですか」「また当分更新停止ですか」とご心配いただきました。本当、すみません)

 なお、アメリカ政府のブレーンについては、
 六月一日発売の『ネバダ州米軍基地「エリア51」の遠隔透視』
http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=748の書籍などを読むと、また違った感想が出てくるかも知れない。
 この書籍になる霊査をあらかじめ聞いていた会員さんたちからは、「アメリカのブレインはもしかしたら地球人だけでは無いかもしれない」、という話題で、結構盛り上がっていたりするのである。
 拙宅での茶の間でも、
 「アメリカとしては『地球外のパートナー」の提供する技術を利用した「秘密兵器の開発』を完了してから、そいつで中国軍を撃破したかっただろうに」
 「間に合わなかったんだろうねえ」
 「でも、『地球外のお仲間、相棒』は、わざと、アメリカが卓越した結果を出さないように、援助を調整している気もするな。アメリカが強くなりすぎると困る。彼らにたより続けてもらうために、本気出した援助はしていないかも」
 「力関係が崩れると、アメリカを通して地球への影響力を及ぼしづらくなりそうだものね」
 「アメリカ政府も、『地球外の人々』も、どちらもきっと、地球の未来に関して、『こうなりたい』というシナリオを書いているんだろうね。それで、お互いを出し抜いて自分に都合のいい未来を書き換えようとしているんだろう。未来予知といっても、どのシナリオの方向に現実をもっていくか、玉突きのプレイ合戦のようなものかもしれないよ」
 「まあ所詮、エル・カンターレの掌の上なんだろうけどねえ」
 ……などと話していたものだった。
 真相はいかがなものか、六月一日発売の書籍を読み直して、じっくり考えてみたいと思っている。

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