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幸福実現党の経済政策~(4) 実現党、日本経済を逆転させる〈2〉

 前回の続きです。

 里村氏の証言によれば、
「信者ではない、とある財界の大物が、書籍『日銀総裁とのスピリチュアル対話』を読んだ。」(霊言「ベルゼバブと週刊文春の熱い関係」解説より)
 という。
 この財界の大物については、おそらく有名な人物なのだろうが、名前を表に出したらさわりがあるのだろう。
 ともかく、その人物がこの書籍を読んだ。
 その人物だけではないだろう。
 財界人の中でもこの本を読んだ人はけっこういるはずである。
 ……以下は推測だが。
 おそらく、読んだ財界の人々は、ハラワタが煮えたのではなかろうか。
 まともに商売している経済人がこれを読んだら、ふつう、誰もが日銀総裁に激怒する。
 ……この本は、そういう内容なのである。
 なにせ、呼び出された日銀総裁の守護霊の口から出てくる言葉はといえば、保身と、とんでもない勘違いの連続……「日銀が人々を苦しめればみんな頭を下げに来る」だの、「私の給料が安いのが気にくわない」だの、あげく「日銀が金を刷るなど甘やかし」だのと、何様かと思うような高みから、それはもう言いたい放題である。
 そのくせ、当日、質問者として座っていた総裁の三男(高一)から経済上の質問をズバッと切り込まれて、諭すように切り返すも、あっさり返り討ちにあい、せいぜい「キミ、こんなことをやっていたら落第するぞ、試験に落ちるぞ」みたいなイヤミでしか返すことができない。
 うわあ。
 総裁の三男は確かに天才としても、この人、玄人面して、高校生に経済理論で負けているよ!
 ……これが日銀総裁か。
 こんな阿呆な人々のために、何億人もの日本国民が呻吟しているのか。
 この男のために、一家離散や破産・自殺が相次いでいるのか。
 先日も、半導体大手エルピーダメモリが会社更生法の適用を申請し、破綻したことを受けて上場廃止が決定した。
http://www.tse.or.jp/news/07/120227_b.html
 パソコンを自作する日本人、いや、世界中の人たちは、激怒したという。
 民主党の政策で経済がとんでもないことになり、この会社は大変な憂き目を見た。
 だが、剛腕と言われた社長は、逆風の中で、必死の企業努力をして、やっと黒字にもっていった。
 しかし、野田政権は、そこへ追い打ちをかけるようにライバルの韓国ばかりを応援し、円高に無策なことから、こんな結末になってしまった、というふうに見えたそうだ。
 この会社を応援する声は多く、今回の件では、憤懣やるかたない声をずいぶん聞いた。
 ……いま、表面に出ないだけで、こういう会社は多いのではないかと思う。
 民間が、血の出る思いで、「急激な円高を、そしてデフレを、なんとかしてくれ」といっても、政府は無策で、「円高を利用して商売すればいいんじゃないんですかぁ」、と、漠然としたことしか言わないでのらくらしているうちに次々と倒産する企業が出ているのだ。
 資金があればいい仕事がたくさんできる技術力のある日本の会社が、次々と潰れようとしている。
 ……これに対して、この日銀総裁は何も責任を感じていない。
 通貨の番人と称しながら、日本の味わっている痛みを感じず、「自分の数千万の給料が安い」から、「もっと世の中をこらしめなければ」などと言っているのである。
 政治家なら選挙でたたき落としてやりたいところだが、この日銀総裁は選挙で選ばれていないので、変えることができない。
 さらに、その任期はまだまだ1年以上ある。
 ……この本を読むと、そうした事実に直面させられるのである。
 正直、まことに、読了した後の、日銀総裁への憤りはいかんともしがたかった。
 まさしく、アメリカ開拓時代のように、日銀トップをひきずりだして裸にして体にタールを塗りたくり、鳥の羽をひっつけて市中引き回しする、みたいな騒ぎが起こっても可笑しくないと思うほどだ。
 いや、それどころか、「いっそ暗殺してしまえ」、ぐらいの怒り……ヘタをすると、菅もと首相に対するのと同じぐらいの怒りの念が、日本中の財界人から日銀総裁にどかどかと叩き付けられたのではないかとすら思った。

 ……そんな読後感を抱かせる、書籍『日銀総裁とのスピリチュアル対話』を読んだ、その「財界の実力者」は、どうしたか。
 里村氏の証言によると、
 「その人物は、民主党に働きかけに行った」
 という。
 今の日銀総裁は、民主党の据えた置物とまで陰口をたたかれている。その人物を動かすには、まず民主党にゆさぶりかけるのが一番だろう。

 同じ頃、唐突に、ふしぎな話題が自民党サイドでも語られ始めた。
 その動きというのがこちら。
【「デフレ脱却」前面に 自民衆院選マニフェスト 日銀法改正も】 2012.2.15 00:13
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120215/stt12021500130001-n1.htm

 ……自民党の言い出した、突然の経済政策。
 記事の日付は日銀の発表後ではあるが、その数日前から、自民党の数名の議員が「日銀法改正」という発言をしていたように思う。
 これはちょっとしたミステリーであって、じつは、自民党のシンパも「なぜとつぜんこんなことを言い出したのか?」とわけがわからなかったようである。
 だが、自民党のけっこうな議員の秘書が、総裁の講演会に出席していることを知っている人なら、この動きが、書籍『日銀総裁とのスピリチュアル対話』の書籍発売と期を同じくしていることに気づくだろう。
 大川総裁の打った一手が、この時点で、与野党に影響を及ぼしたのがわかる。
 ……いっぽう、日銀総裁ご本人はどうであったか。
 年初の日経プレジデントのインタビューでも、あきらかに幸福の科学と大川総裁を意識したような発言があった日銀総裁である。
 日銀総裁も、すでに大川総裁の書籍は読んでいるか、少なくとも、あちこちから献本を受けて、この書籍の存在を知っていることは想像に難くない。
 菅もと首相のときのように、それはかなりのプレッシャーだったはずだ。
 この時点で、日銀総裁にとっても、自民・民主からの申し出を、受け入れる精神的素地は十分にできていたはずである。

 この二年、日本は、民主党政権下で、経済破滅へ向かってトロッコに乗せられたようにまっしぐらに進み、さらにどんどん加速がつき、もはやどうしようもないかにみえていた。
 だが、この二月、そのトロッコのゆくての、一つの分岐点の切り替えレバーが、書籍『日銀総裁とのスピリチュアル対話』を読んだ人々の手によって、がちり、と音を立てて切りかえられたのだ。

 そして、二月十四日がやってきた。(続きます)

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