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「幸福の科学学園」見学(4)入試説明会

 午後からは入試説明会。
 説明会は、エル・カンターレ講堂で行われる。
 講堂に行ってみると、数十人ぐらいが着席していて、中には小さなお子さん連れのお母さんもちらほら見えた。
 説明会の内容は、校長の挨拶、学園の紹介映像、生徒さんの発表、試験問題と試験の概要など。

 「学園の紹介映像」は、大変に面白かった。
 部活動の紹介として、チアダンス部の演技など、すさまじい迫力で見入ってしまう。
 学園祭の様子も流されていた。
 ここの学園祭では、各クラスがそれぞれ、仏法真理を織り込んだ劇を行い、大賞を競う、という企画があるのだと、はじめて知った。その各クラスの劇のハイライトが流されるが、どれも舞台の小道具から衣装からがんばっていて、台詞やストーリーの発想も、とてもよく考えられたものだなあと感心する。
 この年の劇の大賞は、「もし幸福の科学学園の女子中学生が坂本龍馬に会ったら」という感じのタイトル(うろ覚えで申し訳ない)の作品だったようだ。
 数十秒のダイジェストだが、舞台の上の坂本龍馬役の男の子の懸命な台詞読みに、並々ならぬ苦心の跡を感じたり、さらに、劇中で、剣道衣を着た女の子が、客席に向かって「辛いときにはこの正心法語を……」と正心法語を高く掲げたところ、上下が逆で、慌てて直したところが客席にうけた映像を見て、こちらも大受けしてしまった。
 なんとも、撮影した人の愛を感じる編集である。
 映像には、学園祭に大川総裁がご長女と視察に入ったシーンも映されていた。
 展示品を丁寧に見て回っている総裁の姿や、総裁が学園を出るときだろうか、玄関前に強豪・チアダンス部の生徒さんたちが、ユニフォーム姿のまま、手でアーチを作っているところを、総裁が身を屈めてくぐりぬけるシーンなど、これまたかなり楽しい。

 説明会のほかのプログラムも充実していた。
 たとえば、喜島校長と総裁の鼎談が書籍で出ているが、校長挨拶では、あの通りの内容を校長自らの語りで聞く、という感じ。
 さらに、学園生の発表が個人的にはたいへんよかった。二人の生徒さんの発表を聞いたが、どちらも全寮制の生活を「楽な道ではありませんが」と言っていたのが印象的だ。
 しかし、同じ年頃のこどもたちと比べると、格段にしっかりしている。
 ……じつは、中学受験に関して、昨年の十一月に、幸福の科学から、大変強力な良書が出版されている。
 大川総裁のご次男で、現役高校生の真輝氏による講義録「受験の心構え 後悔しない受験時代を送るには」がそれである。学習方法、集中力に関しての論説ほか、幸福の科学学園の特性や、具体的に各教科の授業に関しての視察の感想が実に詳細に書かれてある。三笠書房あたりから出て、書店に並んでおかしくない受験のバイブルといってもよい。受験生とそのご家族、また、学力をつけたい全てのお宅で、一家に一冊必携され、読まれることを強くお勧めしたい。
(書店では入手できない。幸福の科学の支部等でのみ入手可。機会があったら是非このブログでご紹介させていただきたい。この一書は、小生が昨年から今年にかけて読んださまざまな本の中でも群を抜き、非常に中身が濃く、こたえられないほど美味な掘り出し物の良書だった。個人的にもかなりのインパクトを受けたので、下手をすると一ヶ月ぐらいえんえん感想を書いてしまいそうだ。)
 その中でも、寮生活の厳しさと、「自立を促す」メリットが挙げられていたが、それを裏打ちする感想だった。
 さらに、それを紹介する先生の口調が非常に愛情深く、この学園は、先生がもう、子供達を好きで好きでたまらないのだな、ということがびしばし伝わってくる。
 こういう学校は見ていて気持ちが良い。
最近の学校では、教師が生徒に対して、言うことを聞かないのにいらだち、怒りをぶつける学校というのは、結構多いように思うからだ。

 そして、これが欲しかった! 過去の入学試験問題。
 2年分の過去問が手に入ればうれしかったのだが、受付では、去年1年分の中・高だけが渡された。その前の問題も頂きたい、と申しあげたのだが、受付では「一昨年は入試がなかった」というニュアンスのことも言われたので、創設初年度で内々のみ募集、ということから、初年度の入試問題はオープンにされていないのかもしれない、と思ったりした。
 説明会では、この入試問題についても丁寧な説明があった。
 入試問題のレベルについては、真輝氏の著書によると「基本ができていれば六割取れる」とのこと。
 まあ、それは首都圏の塾に通う子どもの場合ではないかと思う。
 首都圏から遠く離れたこちらの地方では、中学受験など、ほとんどの小学生が全く無縁だ。いまだに昔ながらの「高校ではじめて受験」という子がほとんど……そうした地方の人間から見ているせいか、やはり、学園の入試問題は、強烈な難易度としか言いようがない。
 眺めながら、「こんなん、4~5割も取れたらたいした優等生だわい」、と思っていたら、スタッフいわく、「合格者の平均点が6割ぐらい」。
 ……うわ、これ、うちの子、入学はとうてい無理だ、と頭を抱えた。
 改めて学園のレベルを思い知る。やはり今のところ、学園は「狭き門」というところだろうか。さんざん学園の長所に感じ入ってきただけに、正直、この事実は切なかった。
 「学園に関して不満はないか」と聞かれたら、ここが一番残念なところだ。
 入試倍率から考えても、涙を飲む子たちのほうが多かろう。「これだけよい学校にもかかわらず、まだキャパシティが少なくて、入れない子が大勢悲しい思いをする」というところだ。
 実際、この徳育の部分はもっともっと広がってほしい。
 礼儀正しく、いじめがなく、嫉妬のカルチャーの無い学校。しかも「塾がいらない」熱血教師たちの園である。どこをとっても、日本でトップクラスの教育ではないか。
 小生のうちに遊びに来る、学力はないけど、人として味のある子供たちの顔が思い浮び、できれば、日本の子ども、みんなに、こういう教育をうけさせてあげたいものだ、と、痛いほどに思う。……こんな理想的な場所は、一部エリートだけではなく、多くの子供達に必要だ。
 『そうなると、やはり、全国にもっともっと「分校」がほしいよなあ。田舎の廃校校舎でも買い取って、安くそういう学校ができないものか』、と、試験問題をめくりながら、一人、悩ましく思っていたのだった。
 説明会は、最後、予定されていた質疑応答の時間はなくなってしまったが、そのかわり、校長・副校長が、一人一人丁寧に質問に答えておられる姿が見られた。どこまでも懇切丁寧な学園だ。(続きます。次回でレポート終了予定)

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