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発足2ヶ月で、支持率50%を切った野田内閣(3)

いましがた、新報道2001の今週の調査分が出た。
【フジテレビ 新報道2001 野田内閣支持51.0% 不支持43.6% 次期衆院選投票先 民主23.4% 自民25.2% 事業仕分けの成果は不十分90.2%】
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/shin2001/chousa/chousa.html
 ええっ、野田内閣支持51.0%か。
 ほほー、上がったなーと思ったが、いや、ちょっと待った!
 時事の支持率は35%だったはずだ。
 ……また、会社ごとにずいぶんな差が出ている。
 この急回復が事実なら、TPPの参加を評価してのことなのだろうか? とも思ったが、単に最近めっきり左翼志向の強くなったフジが、今回、民主党の応援に熱を入れすぎたという気がしないでもない。
 また、マスコミの足並みが乱れている、という見方もできる。
 それから、ちょっと不思議に思ったことは「どちらでもない」という選択をした人が少なくなっているような気がする。一割を切っているのだ。
 ……なんにせよ、ちょっと奇妙な印象を受けた、今週の支持率調査だった。

 さて、前回に引き続き、野田首相のTPPに関する発言を見直してみる。
 これがまた、なんとも「いさぎよくない」。

 交渉参加表明からして、一日発表延期にして「熟慮した」ふりを示した後で、反対派も賛成派も自分の都合の良いように取れる言い回しで、しかもNHKのフィギュアスケートの時間にこっそりと行って、そのままハワイに高飛びである。
 その後の、米国と日本で使った「二枚舌」もすごい。
 12日の日米首脳会談では、明確に、
「全ての物品、サービスを貿易自由化交渉のテーブルに乗せる」
 と発言しておきながら、国内に帰ったら
 「そんなことは言っていない。アメリカの誤りである。報道が悪い」(←いや、報道じゃなくてアメリカ政府の発表だってば)
 と堂々と言ってのけ、反対派から
 「じゃあ訂正させろよ」
 と言われると、
 15日には「米側に訂正求めない」
 16日には、
【TPP 「私は言っていないと(米側に)事実確認した際には、訂正したほうがいいと言っている】
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20111116-OYT1T00763.htm  というわけがわからない言い回し。
 (……本当に、こんな変な日本語を使った首相、初めて見たぞ)。
 これでどうやら「私は訂正しろとは言ったんだよ~」みたいな申し開きをしたことになっているらしい。
 あげく、
【首相TPP交渉参加時点で「ネガティブリストを持っては交渉にならないので提出しない」 守るべきものは心の中に[11/16]】
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00211689.html
 (……ええっ! 外交交渉で「ネガティブリストは提出しない」「守るべき物は心の中に」ってアナタ……それ、「国益を損なう事態でも、一切異議申し立てはしない」ってことだよねえっ? ……と素人でもつっこみたくなるが、マスコミはどこも何も言わない。同時に、これでますますマスコミの崩壊が確定化した気がするのだが、彼らは本当にそれでいいのだろうか?)

 ここまでくると単なるドジョウ技というか、もはや「不実」としかいいようのない状態が続いている。

 このあたり、ますます国民の信を失う要素満載だと思われる。
 それに関してだろうか、小沢さんがこんな発言をした。
 
【小沢氏 「今選挙なら50人が戻ってこれるかどうか」 2011.11.16 23:02】
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111116/stt11111623050005-n1.htm
 いつも強気の剛腕・小沢さんが、『今、解散しても民主は大惨敗だ』という要旨の発言をしたのが記事の内容。(五十人も戻ってこられるのか?)

 小沢さんは「自分が出れば、まだなんとかできる」と考えておられるようだが、たとえ小沢さんが出ても、今後、民主の支持率が劇的に上がるかどうか。
 ……正直、民主党はもう終わりだ、という感が、強くする。

 そして、民主が終わる、と言う前提で見たときに、支持率調査の数字で、民主以上に気になることがある。
 自民党の支持率の低下だ。
 マスコミは、これをとりあげて、
 「自民党の支持率が政権交代後、最低になった!」
 みたいな、鬼の首でも取ったような言い方をしている。
 実際、ネットを巡ってみると、保守支持の人びとはTPP反対派が多いにも関わらず、TPPが通ってしまいそうなこと、さらに、マスコミの贔屓もますますひどくなって、山ほどある民主の醜聞を一切報道されず、世論が動かないこと、などに関して、「日本はもう終わりだ」と、暗い見方が多くなっている感がある。
 これは確かに、一部正しい。

 大川総裁のジーン・ディクソンの予言では、「民主なきあと、自民が政権を取り返しても、国はまとまらず、右往左往しているうちに中国の植民地になる」ような話があったはずだ。
 この国の敵はもはや、民主党にあらず、中国なのだ。
 来年はそれが明確に、人びとの目に見える形で現れてくる年になるだろう。
 そのときに民主も自民も頼りにならないとしたら、日本を待つのは悲惨な未来だ。ネットで絶望している人々は、潜在的にそのことを感じているのかも知れないという気がする。

 だが、この国には間違いなく、希望の芽が存在している、と思う。
 宗教という色眼鏡を外してみれば、小さな小さな芽ではあるが、実現党という名の、たしかな栴檀の双葉が芽生えているのに気付く人は多いだろう。
 この双葉が大樹になるまで、今しばらく時間がかかるだろう。
 それまで、自民には、今少し頑張って貰いたいというのが正直な感想だ。
 自民をはじめとする保守陣営は、最長で2年後の夏まで、陣を整え、改革すべきところは改革して、戦の準備を整えて欲しい。

 野にあって日本を支える精神と政策とを発信している実現党が、自民のパートナーとなって政権党入りすることを望んでいるのは、実現党のウォッチャーだけでなく、自民党自身であるような気がするのだ。
 まずは、その未来が一日も早く来るようにと、祈りをこめてささやかな応援を続けたいと思っている。

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