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野田内閣支持率 一ヶ月でマイナス10% (3) 幸福実現党「民主党内支部」の出現

 【内閣支持率42%に低下=不支持27%-時事世論調査】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011101400535

 前回、前々回の更新でも書いたが、さらに、時事通信社の世論調査でも、はっきりとした下落傾向が出た。

 切ないことに、今回の調査でも、『内閣を支持する理由は、「これまでの内閣よりよい」50%(同48%)が最も多かった』(読売)という。
 この結果は前任者のひどさを現すと同時に、野田さんを積極的に評価しているわけではない、という意味をも表している。

 ……野田首相の守護霊氏は、たまらず、大川総裁のもとに「この本のせいだ。なんとかしてほしい」と訴えに言っているという話を聞いた会員さんも多いことだろう。
 それに対して、総裁は「私は公平な視点で本を出している」という趣旨の解答をしたという。

 ……ここに野田首相の生き筋があるような気がする。

 たとえば、最近、野田首相は、大川総裁の本を読んでいるという話を聞いた。
 野田首相だけでなく、民主党が実現党の政策をまるぱくりしているのは有名である。
 そんな風潮があってか、最近、こんなニュースが出てきて、我々を驚かせた。

 【民主党内で朝鮮学校無償化反対署名開始へ 】2011.10.9 22:50 (産経)
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111009/stt11100922520003-n1.htm

 現内閣の行う政策に対する、反対の署名運動が議員間で行われているというのだが……。
 その反対署名が、「自民党内」ではなく、「民主党内」で行われているのだ。
 菅前首相の最後の政策「無償化」への反対署名を起こしているのは、民主党自身なのである。

 このニュース、裏の事情を知らない保守系のネットユーザーらは目を円くしているかもしれない。
 が、民主党の中に、こんな動きを起こさせる団体は、日本にたった一つしかない。
 民主党が、幸福実現党の政策を盗み、その書籍を読むことで、徐々に、幸福実現党が、民主党の一部シンクタンクになりつつある事実は、マスコミが誰も口にしないだけで、もはや動かしがたいものになっている。
 (……しかも、実現党は民主党に対し、何の見返りも要求してはいませんぞ。
 民主党議員諸氏はコストゼロで、千円、二千円本題をお布施するだけで、政策をまるまる頂戴しておられる。)
 それを知っている我々には「お、効いてる効いてる」という印象である。

 ……いや、まったく、これでは、民主党の中に幸福実現党の支店ができつつあるようなものだ。
 だが、だからこそ、野田内閣は、大川総裁の書籍の通りの政策をかたっぱしから実行できるチャンスがあるのではなかろうか、と思うのだ。

 民主党内の、隠れ「幸福実現党シンパ」とともに、実現党の政策を実行にかかること……これが、唯一の野田政権の生き筋ではないかと思う。

 すでに、野田首相の持論、「官僚を立てていれば、すべてうまくいく」、という世渡り戦術は、一ヶ月で破綻した。
 首相が官僚ののぞむままに動いていても、それだけで国が治まらず、世論にひっくりかえされたのが、「朝霞の宿舎」の一件であるように思われる。
 そして、失言を慎みに慎んでいるにもかかわらず、支持率は落ちていく。
 野田首相の魂の「処世論」が通用しない事態になっているのだ。
 このままでは、ますます支持率を落としてこの政権もぼろぼろになっていってしまうだろう。

 鳩山首相は、日米安保の大切さを総裁の書籍から学び、菅首相は総理を辞めることを総裁の書籍によって決断した。
 いずれも日本にとってはありがたい選択だったが、惜しむらくはこの二人、大川総裁の書籍の通りに動いたのは、政権の最後の方だった。
 だが、野田首相はまだ政権についたばかりだ。我が身を救い、この国を救う方に動くには、政権就任一ヶ月、全然まだ遅くはない。
 どのみち、民主党の議員達では、この難曲を乗り切る頭はないはずである。
 ならば、このさい、野田首相におかれては、頼むから、もう腹をくくって、ぼろぼろになる前に、保身を捨て、もはや死ぬ気で大川総裁の書籍に書いてあるとおりにしていただきたいと切に願う次第だ。

 大川総裁は野田首相に含むところはない、という。もし、野田首相が書籍を読み込んで、正しい方向に日本の舵を切る努力をされるのを認めれば、必ずや助けとなる指針を出されるだろう。

 ……折角、松下幸之助翁の夢の政経塾から、念願かなって総理になった人である。そして大川総裁の書籍も受け入れるだけの素地がある人である。
 どうか、一つでも良き仕事をされて欲しいと、ドジョウ宰相の顔を見ては、そんな風に思っている。

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