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エネシフ企業にひそむ「政商」? ソフトバンク・孫社長についての記事まとめ

 ……今回の更新も「幸福実現党の観察」からちょっと離れた、政治関連のまとめ記事です。
 ソースについて、各社ニュースサイト様には直接リンク、個人のブログ様にはアドレスの表示のみという形をとらせていただきました。引用元の皆様に心より感謝申し上げます。

■菅首相、マスコミから叩かれる■

 菅首相へのマスコミの風当たりが変わってきた。
 夜のNHK九時のニュースですら、街の声として、「延命としか思えない」「早く辞めて欲しい」というコメントを流している。
 地元の左翼新聞も、さすがに菅首相を叩き始めた。
 ……ただし、テレビ朝日は関係のない自民党を叩き、ただ一社、フジテレビだけは、相変わらずの菅首相応援だったという。

 フジテレビ、といえば、ソフトバンクグループのソフトバンク・インベストメント(SBI)が数年前に筆頭株主になったところ。
 ソフトバンク、といえば、菅首相の延命のキモ、「ヤダヤダ、これが通らなきゃ首相やめてやんないやい!」とダダをこねている(ように見える)政策、「再生可能エネルギー特措法案」に関する、民間の最重要人物。
 ついに、こんな記事まであらわれた。

【ソフトバンク孫社長が大臣に!?菅内閣改造で浮上】
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/06/23/kiji/K20110623001071160.html  

 ところが、この「大臣候補」の孫氏が、ちょっと気になる発言をしていて、しかも、マスコミに一切取り上げられていないようなので書いておく。
 この発言とは、こちら。

【「安全に運営されている韓国の原発を高く評価している」 ~“脱原発は日本の話” ソフトバンクの孫正義社長 】

 記事より引用すると、訪韓した孫社長は20日、李大統領と会談した際、

 「脱原発は日本の話。韓国は地震が多い日本とは明らかに異なる」
「安全に運営されている韓国の原発を高く評価している」
「(韓国とは異なり)日本が地震地帯が多い太平洋沿岸に原発を立てたことは大きなミス。
予想外の危険が発生した時はなすすべがない」と指摘したという。」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0621&f=national_0621_171.shtml

 ……おかしい。
 ……この人、日本で太陽光をすすめて、韓国に行けば、韓国原発を褒めちぎっているのか?
 しかも、なんだかこのコメント、
 「日本の原子力は悪い原子力。中韓の核はきれいな核」
 と言っている左翼な人びとの主張にそっくりである。
 だが、マスコミは菅首相同様、絶対にこの孫氏を叩こうとはしない。それどころか、直近のニュースでマスコミが取り上げたのは、これ、

 【慈善事業の英雄48人:ソフトバンク孫社長ら フォーブス】
http://mainichi.jp/select/today/news/m20110624k0000m020027000c.html
 記事の内容は、 孫氏がフォーブスから、
 「東日本大震災の被災者に対する義援金100億円の寄付を「表明した」ことに関して評価された」、という美談。
 実際、日本でも、「100億の寄付」がマスコミによって報じられると、孫氏はたちまち英雄にも等しい扱いになり、Twitterでも、ブログでも、大変な人気を集めるようになった。
 (ただし、寄付に関してはあくまで「表明しただけ」、なのである。その「払い」について、詳しくは後述するが、なんだか、オバマ大統領のノーベル平和賞と似たような感じを受けた)

 どうも、マスコミは、明らかに「原発は利権絡みで汚いエネルギーであり、自民党と癒着している」「クリーンエネルギーにはそんな利権は絡まない」という、あたかも民主党が衆院選で大勝したときのようなイメージを一般に植え付けたがっている印象を受ける。

 だが、これは相当なウソがある、と言われている。
 じつは、「民主党が政治的に日本を売国しようとしている」なら、この孫氏は、「企業家として日本を韓国に売り渡しているのではないか」という批判が相当出ているのだ。
 ネットでかなり膾炙している、孫氏とソフトバンク、民主党と韓国に関する、マスコミに出ない考察……今回の更新では、それをちょっとまとめておく。
 ……以下、孫氏のファンの方には、まことに申し訳ない記述が続くことになる。
 これらの疑念がもしすべて嘘で、孫氏がマスコミの言うとおり、真の企業人であり、義人であるなら、それを是非、晴らしていただきたいと思う。

■孫氏と民主党■

 孫氏は、民主党に非常に深く食い入っている。
 なにせ以前、原口議員と組んで、「光の道」構想をぶちあげ、一部に大変な混乱を巻き起こした。
 (「光の道」とは、平たく言うと、自由化の名のもとにNTTを分割し、光回線にほかの企業がタダ乗りするというプランである。なんというか、フジ産経グループに関しても、プロ野球球団にしても、この人の手法は「最後に出てきて美味しいところを総取りする」やり方である。らしいといえばらしい。)
 
 その計画は頓挫したのだが、今度は菅首相と組んで「大規模太陽光発電」ビジネスを立ち上げようとしはじめた。

 まず、震災後、四月二十日、「震災復興」と銘打って、個人資産で「自然エネルギー財団」を立ち上げ、「東日本ソーラーベルト構想」を発表。
 (詳細はブログ「化学業界の話題」さんより、こちらの記事http://knak.cocolog-nifty.com/blog/2011/05/post-a3d8.html)
 さらに、突然、ソフトバンクの定款を変更するといいはじめ、5月27日付で、
「変更案 41.自然エネルギー等による発電事業およびその管理・運営ならびに電気の供給、販売等に関する業務」
 というのが付け加えられた。発表当時は、ソフトバンクにとって全くの新規事業に等しいような電力事業への参入を危ぶむ声があったのを覚えている。https://www.release.tdnet.info/inbs/140120110527038897.pdf
(2011/06/24のニュースによればこの変更は本決まりになったらしい。【.ソフトバンク株主総会、電気事業参入に向け定款変更を承認 】http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110624-00000050-impress-mobi)
 このあたりから、菅首相と孫氏の動きがリンクしていく感があったが……。
 何が驚いたと言って、G8サミットでの菅首相の発言であった。

 サミットで、菅首相がいきなり「日本は自然エネルギーで安全なエネルギー源を20% 確保する」と発表し、ソフトバンク・孫社長の名前も出て、海江田経済産業省が「初耳だ」とコメントとしたのである。

【菅首相の太陽光目標「聞いていない」 海江田経産相しばし沈黙】
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110528/plc11052800530003-n1.htm

 いや、もう、正直このニュースを聞いたときには、どこからつっこんでいいのかわからなかった。
  「自然エネルギー」? 菅首相が?
 菅さんって、エネルギー基本計画策定とかで、原発を14基新・増設をしようっていってなかったっけ? 
 しかも、自分とこだけじゃなくて、海外に原発売り込んで、太陽光と風力の発電の補助金削減してなかったったけ?(バイオマスのほうは好きだったといわれているようだが)
 それが突然、太陽光発電?
 太陽光発電は、今のところ、ヘタすりゃ稼働率一割とも言われる効率の悪い発電システムじゃなかったっけ?
 そんなのを主軸にして、原発止めて、CO2削減目標とか、クリアできんの?
 いやそれより、一国の首相が、国のエネルギー産業に関して、一企業の社長名を高らかに協力者として謳い上げていいのだろうか。
 しかも「経産相にも独断」で。
 ……これって、ふつう「癒着」って言わないか? 菅首相、サミットで、全世界に「ソフトバンクと癒着宣言」してないか? 

 ……つっこみどころ満載の宣言につづき、その後に仰々しく打ち上げられたのが、「再生可能エネルギー特措法案」である。

■「再生可能エネルギー特措法案」で、得をするのは一体誰か■

 「再生可能エネルギー特措法案」。
 じつは、この法案自体は、自民党時代から唱えられていた。
 自民党の小池百合子議員もこの件については触れていて、
 「自民党の2010年マニフェストには、「再生可能エネルギーを20%まで引き上げ」として、固定価格買取制度の導入など再生可能エネルギーの利用促進が記されている」
 「『要は再生エネルギー法案を3か月も見せ晒しにしておきながら、急に騒ぐのは総理延命の手段だと透けて見えるのですよ」と批判している』
 等々、ズバッと切り捨てている。
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110622-00000002-jct-soci

…… というか、太陽光パネルの補助金も買い取り制度も、自民党政権時代にちゃんとなされていて、それを削減したのが民主党だったはずではないか。
 一方的に削減しておきながら、それらをなかったことにして、さも自分が画期的なことを始めたかのようにぶちあげる手法は、いただけないというか、民主党らしいと言うか。
 ともかく、菅首相にとっては、延命策として、この法案にうまみがあるわけだが、パートナーといっていいであろう、孫氏の側から見ても、実にオイシイからくりが見える、ということも、さんざん言われているのである。
 どうオイシイのか。

 ……じつは、この法案の中身を見てみると、「太陽光発電」が、あきらかに優遇されている。

 たとえば、法案の「買い取り義務の内容」を見ると、 買い取りの価格に関して、
 「太陽光発電以外 ……買取価格:15~20円/kWhの範囲内で定める 」
 とあるのに対し、
 「太陽光発電……買取価格:当初は高い買取価格を設定。太陽光発電システムの価格低下に応じて、徐々に低減させる」
 とある。
 (経済産業省/資源エネルギー庁「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法案について」平成23年3月11日
http://www.meti.go.jp/press/20110311003/20110311003.html「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法案」の概要 http://www.meti.go.jp/press/20110311003/20110311003-3.pdf)

 えっ。
 これ、おかしい。
 なんで、太陽光だけ、買い取り価格の上限が設定されてないの?
 これって、太陽光だけは、業者の「言い値」で買ってあげてもいいよという法に読めなくないか?!
 しかも、
 「買取期間・価格については、それぞれ以下の点を勘案して、経済産業大臣が定める。」とあるが、
 この「経済産業大臣」というのを、冒頭の「自然エネルギー担当相」とでも変えてしまい、孫氏がその担当相に就任すればどうなるか。
 孫氏の率いるソフトバンクがとんでもない言い値で電気を売りつけても、それを電力会社、(ひいては日本人全体)が購入しなければならない、ということが、「法律で保障される」、ということになる。
 (まさかそこまでひどい事態は実現しないと思うが、民主党は保守系の掲示板において、そのあまりのデタラメぶりから「冗談実現党」と称されているのを幾度となく見たことがある。一抹の不安はぬぐえない)

■日本国民全員にふりかかる災い■

 これに関しては、ネット上で、「法案が通ったら、1キロワット40円」という数字をよく見かける。
 「1キロワット40円」という数字は孫社長が発言したと言われているが、いま、ネットのソースを探してみると、このあたりからも提言されているのが分かる。
 【太陽光発電:住宅用全量買い取りを 黒岩知事、国に要望 /神奈川 毎日新聞 6月16日(木)11時55分配信】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110616-00000071-mailo-l14
 つまり、
 「法案が通れば、いま、電力会社が、燃料費込みで一キロワット20円の電気料金をとっているものが、ソフトバンクの発電する、5000万キロワットともいわれる太陽光発電の電力を、1キロワット40円で電気会社が買い取ることになり、結果、20円ぶんの電気料金の差額は、全て電気代として上乗せされて、日本国民が負担しなければならない。電気料金は、倍以上になる、ということにならないか? そういう法案が通ろうとしているのじゃないか?」
 ということが、懸念されているということなのだ。
 しかも、この事態でもうひとつ危惧されるのは、
 電力インフラという国家にとっての生命線が、反日国家である韓国と深いつながりのある人物に握られてしまうのではないか、ということだ。

 太陽光パネルの発注についても、五月末の時点では、メガソーラーに使うパネルはシャープ製で、という話があったのだが、つい最近の、
【孫正義氏、ソウルで世界にエネルギー政策変化訴え 2011/06/20 11:57 KST】
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2011/06/20/0200000000AJP20110620001500882.HTML
 の記事を読むと、なんだか、韓国のソーラー技術をほめちぎり、もしかしたら、韓国製のパネルを大量に買い込みそうな印象すら受ける。
 (さらに、こちらのブログでは、雑誌に掲載された孫氏の「伝記」に関して、不可解な矛盾点を詳述してある……【孫正義が雑誌で反日発言をしていた事が発覚! http://50064686.at.webry.info/201105/article_53.html】)

■孫氏の過去の企業運営■

 そもそも、孫氏というのはどういう企業人なのか。5年間で、資産規模で3倍、売上規模で5倍に会社を大きくした、というが、そんな優れた企業人なのだろうか。
 これも調べてみると、どうも、スタンダードに、「物やサービスによってお客様に感謝され、そのぶんの対価を得る」という形で大きくなった会社ではなく、「買収で大きくなった」、といわれているのがわかる。
 たとえば、孫氏率いるソフトバンクは、ボーダフォンに関して「日本で最大のLBOだった」といわれる買収をしかけ、一気に巨大企業へと成長した、といわれているが、このLBOこそ、ホリエモンこと堀江氏がフジテレビに対してしかけたM&Aの手法にほかならない。
 つまり、買収に際して、「自分の資産」ではなく、「買収した企業の資産」を担保にして資金を調達、買収した後に、その企業を売却・事業改善などして負債を返済していく、というもの。(←あんまり気持ちの良いやり方じゃないよなあ、これ)
 ソフトバンクでは、その時の借金は1兆7000億程度だったというが、現在の負債総額は2兆7000億円である。(もっとも、年間の利益が5000億円程度なので、五年程度で返済し終わる、とソフトバンク側は語っているようである。)

そして、買収に関してだけではなく、その商売のやり方じたいにも批判も多い。たとえば、
【iPhoneが勝手に通信し課金・・ソフトバンクに行政指導 】
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011051000968 (←iPhoneが、ユーザーに対し、つかってもいない通信を勝手に課金していたらしい)
【ドコモ接続料返還 ソフトバンク申請】
http://www.yomiuri.co.jp/net/news/20110610-OYT8T00323.htm?from=popin(←ドコモに対してぼったくりをしかけていたことが判明しかけている)
 などをはじめ、トラブルを多く見かけ、ロイターの記事ではYahoo!がソフトバンクに関する提携を打ち切る協議に入っているというニュースも流れていた。
 「いいではないか、なんだかんだで100億を寄付する人なんだぞ」という声もあるかも知れない。
 ところが、じつは、冒頭の「100億の義援金」に関しても、どうにもすっきりしないいきさつがある。
 ……義援金の100億、どうやらポンと手放しで出したのではないらしいのだ。
まず、払うまでが長かった。
 【実際払えるの? 孫社長の義援金100億円未入金】
http://news.livedoor.com/article/detail/5561881/
 (「現代」の記事の引用はこちらのブログにもありhttp://entamegeinounotubo.seesaa.net/article/201350630.html)
 孫氏は、「100億の寄付」を発表してから、一ヶ月半ぐらい時間が経って、周囲が「おかしいぞ、まだ寄付してないのか?」と騒ぎ出してから、おもむろに100億の「内訳予定」を発表したわけだが(まだここでも寄付したわけではない)、「そのうちの40億は、東日本大震災復興支援財団(仮称)という団体を独自で立ち上げる予定で、そこに寄付するのだ」、という。(言うまでもなく、「財団」というものには税制優遇措置がつきものであって、ここでまた人びとの胸に疑念が生まれてしまう訳なのだ。うーむむむ、本当にちゃんと機能する「財団」をつくっていただけるのか? ずいぶん発足が遅れているようだが……)
 なお、時間のかかった義援金は、六月三日付のニュースで、「孫正義社長「約束実行」、3県に各10億円手渡す」として報じられている。
 http://www.j-cast.com/2011/06/03097471.html
 ……ありがたいのだが……ありがたいし、30億でも立派な行為には違いないのだが、なにか釈然としない気持ちが残ってしまうのだ。

■「政商」? 孫社長■

 このブログでは、個人についてああだこうだ言わないようにしているのだが、天下国家に関してあぶない兆候が出ている気がするので、今回だけは、マスコミに出てこない情報をまとめる、という形で、ソフトバンク社長に関して書かせていただいた。
 ちょっとなにか、この人物を見ていると、左翼マスコミや韓国のやり方ときわめて似た香りがしてならないように思う。(杞憂に終わってくれたらこれほど嬉しいことはない)
 そういえば、先日、保守系の掲示板で、
「この人を見てると、政商(せいしょう)という言葉を思い出す」
 という言葉を聞いて「政商」とはまた古い言葉だ、と驚いたことがある。政治を誘導して自社に利益が出るように動いている商売人……まさにそんな感じがするのだ。しかも、その背後には韓国が居る。
 「クリーンなエネルギーに利権はありません」なんていうマスコミを信じているうちに、インフラ事業である東電を解体され、ソフトバンクを通じて韓国に売られてしまっていた、なんてことにならないように、日本人はもっと用心が要るのではないか。

 しかも、孫氏と菅首相に関しては、もう一つの疑念が囁かれている。
 六月初旬に、菅首相が、「韓国の人からの献金」で、西田議員から叩きに叩かれていたのはご承知の通り。
 そこへもってきて、在日韓国人から帰化した、韓国に縁の深い孫氏が、いま、菅首相の側に立っている。
 この人と、菅首相が、震災後、人を交えながらも、孫氏と都内の日本料理店で会食し、官邸に孫氏を招き、エネシフの会合で菅首相と孫氏が肩を並べ、ふたりとも目をキラキラさせながら、
 孫氏「絶対にこの法案だけは実現しなければなりません」
 という趣旨の話をし、そのそばでハイになっている首相を見るほどに、
 「なにがしかの献金が見返りとして菅首相にあるのじゃないか」
 というネットの噂がしきりに脳裏をちらつき、まことに不謹慎ながら、ついつい昔の時代劇によく出てくるような、
 「……ソフトバンク、おぬしも悪よのう」
 「いえいえ菅首相こそ……おっと、こちら、ヤマブキ色の菓子(←若い人は知らないだろうが小判のことだよ!)でございます。ひとつ、よしなに……」
 みたいな台詞が各人のお声で脳内再生されてしまう。(すいません。)
 ……菅首相、まさかとは思うが、この期に及んで、そこまで腐ってはいないでしょうな?
 首相におかれましては、これ以上の疑念を人びとが持つ前に、手早く身仕舞いをされるのが御身のためであろうと、記事を書いていてつくづく思った次第である。
 以上、今回、どうにも「エネシフ」関連で、日本の混乱を大きくしているように見える企業の動きについて、僭越ながら書かせていただきました。

■おまけ ~ いいニュースと「あちゃー」なニュースと、大川総裁の法話■

 最後にいいニュース一つと、「あちゃー」なコメントを一つ。
 いいニュースはこちら。
【高速増殖原型炉もんじゅ炉内中継装置の引抜き作業の完了について】(お知らせ)(PDF)
http://www.jaea.go.jp/04/turuga/jturuga/press/2011/06/p110624.pdf

 ……おおっ、やりましたかっ! ずっと心配しておりました。
 これ、絶対にマスコミのハイエナどもが、「第二の福島」にしようか、それとも福島をもっとひどく脅しつける材料にしようかと、虎視眈々と失敗を狙っていたと思うのですよね。
 (たとえば、【もんじゅ:非常用発電機故障 鉛混入、部品強度不足 「福島」「浜岡」も同型】http://mainichi.jp/kansai/news/20110604ddn002040020000c.htmlとか、
【もんじゅ:炉内中継装置撤去 事前作業難航「想定内、万全を期す」 /福井】http://mainichi.jp/area/fukui/news/20110624ddlk18040572000c.html
とか、いかにも失敗しそうな、しかも福島と関連ありそうなタイトルの付け方をしている)
 でもその思惑を退けて、見事に成功してくださったのである。
 スタッフ一同に対し、心から日本人として感謝申し上げたい。みなさん、ごくろうさまでした。本当にありがとうございました。
 日本の技術力は、やはり本当に高い。高いのです。

 そして「あちゃー」なニュースはこちら。
 【反原発を表明したスタジオジブリ、作品に込められたメッセージ】 2011年06月23日 15時30分

 宮崎監督「自然エネルギー法案をぜひ通してください。辞めようが辞めまいがとにかく 言いたいことどんどんやって、どんどん国民に訴えてください。
 福島県は全県避難しなければ駄目な状態になっていると思います。」
http://news.livedoor.com/article/detail/5657341/  http://www.youtube.com/watch?v=fOrIuDBaivI

 いや、あの、カントク……。
 『福島県は全県避難』って、あなた……。
 ああーっ、もう、そんなわけ、ないでしょうが!!
 宮崎監督といえば、「ド反戦左翼」のくせにあんだけドカドカ兵器の出てくる作品つくって、「雑学の大家」みたいに言われるぐらい色んな知識を収集してるので有名なのに、その人がしれっと真顔でこんな混乱をあおるようなデタラメ、言わないでくださいよっ!!! (……「コクリコ坂」見に行くの止めようかな、マジで……どうにもこのカントクのコメントがちらついて映画を楽しめそうにない)
 
 ちなみに、幸福の科学グループ・大川隆法総裁は、六月四日、福島入りして「天災と人災」の講義・質疑応答(66分)をしている。
 その際、こうした「福島壊滅」みたいなマスコミどもの誤報を、開口一番、「なんだ、みなさん、生きてるじゃないですか」(笑)と一同をどっと湧かせる一言でふきとばし、「福島に来てみれば、みんな普通に生活しています!」、「今回の震災に関して、放射能はぜんぜん怖くない!」という事例を次から次へと説得力豊かに語っている。
 (たとえば、ブラジル巡錫の際、アメリカのダラスで大川総裁が放射性物質の検出装置にひっかかり、数日前の病院の検査が原因だった、という証明書をファックスされてようやく通り抜けられた、という話とか、幸福実現党にも幾度となく関係してくださる渡部昇一教授のお話で「シルクロードの放射線量は半端じゃなく、それが黄砂とともに日本に毎年来ているが、知らない日本人はみんな普通に暮らしている、という話とか)
 質疑応答では、質問者の拠点長から「拠点のある場所は「放射能の測定をすると、その周辺だけ低い」とご近所から不思議がられている」、というおまけの報告もついて、「放射能ノイローゼ」を一撃で払拭できる内容になっている。
 この講義、放射能が怖くなった時に、お近くの支部で拝聴をお勧めする次第である。
 (例によって、会員登録に抵抗がある方、ネット登録はhttp://www.hs-group.org/net/からどうぞ。)
 左翼に染まったマスコミは、悲劇を大きく書きたくて、無責任に好き放題なことをいうであろうが、現場の事実は違うのです。
 放射能が怖くなったら、大川総裁の講義でお禊ぎください、と申し上げたい。

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