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「小沢一郎の守護霊の霊言」……衝撃の小沢一郎の本音

 【小沢一郎の守護霊の 霊言】

 こんな旬の霊言もめずらしい。
 とっておきの真打ち、このときのために今までこの人の霊言をとらなかったのか、というほどの時の人、である。
 そして、その霊言の衝撃度も並大抵ではなかった。

 ……思えば、苛烈な夏だった。

 日本全土が、おそらくは日本神道系の怒りであろう信じられない酷暑に炒り潰された感がある。

 小生も、テキストの一行も打つに苦吟するほど体調を崩しながら、気晴らしにと新聞を開き、ネットにアクセスすれば、もれなく展開するのは政治の惨状である。
 日本が、壊れていく。
 誰もそれに気づかず、高い支持率を与えている。

 毎日のように、中国・北朝鮮が今にも日本を占領しようと着々とコマを進めている。

 対して日本はなすすべもないどころか、与党・民主党は日本を滅ぼすの一念で動き、株価の下落に手も足も出ない。

 対する幸福実現党の活躍の日は未だ遠い。
 こんなやりきれない現実を見、切歯扼腕の思いでいる人たちならば、一度はこんなことを考えたことがないだろうか。

 「……ああ、だれか、圧倒的な力のある政治家が、大川総裁の政治理念に耳を貸し、その実現に生命をかけるといってくれないものだろうか。
 幸福実現党の「富国・強兵」の思想に100%共感し、民主党を討ち滅ぼしてくれる、角栄先生のように力のある政治家はいないのか!」

 ……と。

 まさか。
 まさか、それに該当する思いもよらない人物が、この夏の終わりに姿を現そうとは。

 しかも、それが、これまで幸福の科学に対してむしろ弾圧に近い態度を見せ、現代においても、過去世においても、最低最悪の政治家の代名詞のような「悪王」その人であったなどと……。

 こんな展開、こんな歴史の皮肉を、誰が予想し得ただろうか。

 「小沢一郎の守護霊の霊言」とは、とどのつまり、そういう内容だった。

 正直、霊言の内容があまりに信じられなかったので、二回見た。

  チームで意見も交換したが、その結果、やはりこれが小沢一郎氏の守護霊の本心なのだ、という結論が出た。

 (個人的に、これが本心である、と、信憑性を感じさせたのは、決して言ってはならない「失言の嵐」が吹き荒れていたことだった。 とりつくろ って嘘をつき、実現党の支持をものにするつもりなら、もっとうまくやるだろう。そもそも、氏は純朴なところがあって、こうした赤心の吐露において、嘘のつけるひとではないのかもしれない)

 おそらく、この内容は書籍になってすぐに発刊されるだろう。(←いや、してしまっていいのか! と言いたくなる内容なのだが、総裁のご性格からして包み隠さず全部書籍にするに違いない)

 その前に、簡単な私的要約と、ご近所の会員さんによる今後の政局予想をあげておきたい。

【小沢一郎の守護霊の霊言の内容】

1.小沢一郎氏の守護霊 「中国への朝貢は誤りだった。国防のために、憲法を改正する」

 ひらたく言うと、小沢一郎という人は一年前から完全に翻心を遂げている。
 これが一番の衝撃だった。

 政治的な長い沈黙の間に、小沢氏は考えを変えていたのだ。

 変えたのは、大川隆法総裁の書籍、金丸・田中角栄の霊言、そして実現党の主張と戦いであった、と、守護霊は言う。

 「この代表戦に出ようとしたのは、君らのいっていることが正しい、と思ったからだ。日本が危機を迎えるなら、防衛体制をつくらねばならない」

 そして、「自らの国連中心主義が誤りであった」という。

 「いままで、経済的な利益を考えて、中国・韓国に対しては寝技を使ったつもりで朝貢のふりをしていた」
 が、軍事的にそうした脅威がある以上、

 「政界大編成をしなおして、二大政党制に見える、小沢一郎の独裁制をつくる。大政翼賛会をつくり、三分の二の票を集めて早急に日本を自衛できる憲法に改正する」。

 というのが、小沢一郎氏の今の考えである。

2.民主党党首選、勝っても負けても菅総理を潰す

 守護霊はこう語る。

 「この党首選、勝利しようがしまいが、やる。
 菅は亡国の政治家だ。
 今回の党首選、議員だけの投票なら私が勝つだろう。
 しかし、マスコミが世論をどうもっていくかで結果が変わる。」
 「勝っても負けても菅と私とは実力が違う。」
 「菅が代表戦で勝ったとしても一ヶ月以内で倒す。分裂独立して、潰しますよ。
 ……勝つならお勝ち下さい。ただ私は民主党を壊しますから」

 そして、負けたとしたら、

 「負けたら割って出て、保守政党と組んで大連立をたてる。いずれにしても勝とうが負けようが菅政権はなくなる」
 「議員を百五十人引き抜かれたら政権運営はできない。
 私が分裂きめたあとで原口を担ぎ出しても、手遅れで、出すなら今ならまだ間に合うが、二ヶ月で首相を辞めるのがみっともないと、菅は総理を続けている。」

 勝てば、
 「代表戦で私が勝った場合は、民主党は変質する可能性はあります」
 ……もちろん、左翼体制をたたき出し、保守本流への本質、ということなのだろう。

 この「菅潰し」に関しては、さらりと、「菅には自殺して貰う」などと肝の冷えることを言っているのも忘れられない。

3.幸福実現党の政策、「国防と未来産業への投資」はすべて私が実現してやる

 さらに、「未来の見取り図が欲しかったが、それは大川総裁が全て出している。
 私がこれを実現化してやる。国防を固め、財政出動によって未来産業に投資する。
 デフレで日本は苦しんでいるのだから、インフレ政策を好む田中角栄の嫡男である私が、新・日本列島改造、世界改造計画でこの国を救う」

 「悪役で構わないから路線をただしたい」

 という。

 そして、何より衝撃なのは

4.小沢一郎の守護霊は、大川隆法総裁に帰依する。大政翼賛会の「小沢一郎皇帝」として君臨するが、その上には大川隆法総裁を法皇として置く。

 「私は仏に帰依している。大川総裁に帰依する」
 といったことだった。
 氏の守護霊曰く、

 「私は悪人だ。地獄のヘドロをはんでいるような男だ。
 だが、死後の地獄が怖い。
 地獄から救って欲しい。
 高野山の坊主では到底救ってもらえないが、大川隆法総裁なら、地獄に落ちても早いうちに救ってくれる。
 大川隆法総裁への信仰は『保険』だ」

 ということであり、その野心と日本への思い、大川総裁への信仰があわさった結果として、

 「大政翼賛会で、日本の政治を小沢一郎の独裁体制にするが、『皇帝 小沢一郎』の上にいるのは『法皇 大川隆法』だ。
 地獄から助けて貰うために、大川隆法のいうことは聞く。」

 というのが、小沢氏の望む未来図なのだ。
 日本を救う政策をとるのも「今まで悪いことをしてきたのだから、一つぐらいよいことをして、蜘蛛の糸ならぬ、ロープによって死後の地獄から救われたい」
 という言葉も語られた。

 ……以上、二時間弱、繰り返し出てくる主張を大まかにわけると、以上のあたりだろうか。

 名言と失言の嵐であった。
 曰く、
 「政界は悪魔しかいない」
 「リーダーは毒素を含まないといけない」
 「わしのほうが天皇より力がある」
 「鳩山、あれはばかだから」
 「殿が天下を取ろうとするのに家老の三四人は切腹して当たり前」
 「神と悪魔は紙一重」
 「陳情に来るヤツらは、くれ、くれ、の亡者」等々……
 また、
 「幸福実現党のやることは全てワシがやる。だから、君たちは解散しろ」(←これは本当にしつこく繰り返し出てきた)
 という発言も印象深い。

 総裁の人相も話し方もきわめて小沢一郎氏に酷似してゆく。
 正直で、純粋。
 壮絶な話をしているのに、暗くなることがなく、たえずユーモラスに笑わせていくバイタリティと明るさがあり、人を魅してゆく。
 菅や仙石のようなこそくな偽善者とは全く違っている。
 大きな仕事を為そう、天下国家のためという意思を感じさせる。

 ……これが悪のカリスマ政治家の力か。

【大川総裁の簡単なコメント】

 さらに、最後の最後、霊言を終えたというのに、帰ろうとせず、リバティの編集長に「総理になろうとする人間が十人の人民裁判で裁かれて良いのか」という点について宗教家として一喝を加えよといって聞かない。

 (この問い詰めで窮地に陥ったかに見えるリバティの里村編集長、こちらは「どうなることか」と、あわあわして見ていたが、最後の最後での返答はお見事であった)

 霊言後、総裁が簡単にコメントをされ、霊言の内容の是非に関して、はっきりとした明言は避けながらも、

 「面白いことを言った」とおっしゃり、
 「見解に対して一定の評価は出来る」
 「菅氏・仙石氏に対する鋭い当会の批判とちがって、小沢氏に対して、当会は激しい批判をしていない。本人もその温度差を感じ取っているのかも知れない。」
 と語られながら、
 「本人が良いことをしている、と思って行動しても、周囲からそう受け取られるかどうか」

 という意味の言葉があり、総裁としては「どうなるか見守る」というニュアンスを受けた。
 また、このコメントに際して、総裁の笑顔が印象的だった。

 見ていた人からは、

 『先生は嬉しそうだ。あたかも、「阿闍世が今なお仏を信じていて、今世の守護霊として帰依を表明した」、ということが嬉しくておられるのじゃないだろうか』という感想も聞かれた。

【小沢一郎の守護霊の霊言 に関する会員さんたちの感想】

 さて、見終わって真っ先に出てきた感想の一つが

 「小沢一郎という人は、過去世の阿闍世と全く同じ生き方をしている」ということだった。

 悪のどん底を歩き、悪にまみれて生きながら、最後の最後で今まで迫害してきた仏に身を投げ出して帰依をする。

 おそらく、過去に幾度も幾度もそれを経験してきているのではないか。悪の限りをつくしては最後に仏にすがって助けて貰った記憶が魂にくりかえしあるのではないか、という意見。
 身をもって、過去幾度も仏の力を思い知っているので、今世も土壇場で廻心をしたのではないか、と。

 さらに「生粋のレプタリアン」という感想もあった。
 幸福の科学の宇宙人リーディングを聴いた方はおわかりだろうが、権力に徹底的にこだわり、戦闘によって敵を叩きつぶし力を手にしていくことを好む性質は、マゼラン星雲のゼーター星系レプタリアンの典型である。
 魂の止みがたい傾向性は、破壊と戦闘。親殺し。

 あの小沢一郎氏の守護霊の、登場のシーンの激しさをご覧になられるとよい。
 この映像の冒頭で、総裁は、これまでの霊言ではミカエル・マホメットと同じ組み手で招霊されたが、小沢一郎氏の守護霊は、招霊されるや、エンリルのようなファイティングポーズをとって、がつんと机を叩いての第一声、である。

 (なお、今年の年初から始まった「宇宙人との対話」で、エンリルからはじまった一連の情報は、この夏、「レプタリアンの逆襲Ⅱ」の最後の木村元党首の霊言によって一つ、まとまったように見える。
 あのシリーズとつきあわせると、小沢一郎という人の魂の傾向と根っこが理解しやすくなる感じがする)

 また、「こんなに饒舌だとは思わなかった」という感想。
 要は、本当は明るいおしゃべりなのが、いままで口をつぐみにつぐんで耐えてきたのだ、と、氏がお気の毒に思われた。

 「小沢氏は、体が相当悪いのではないか。ほんとうに死期が迫っていると、自分で考えているのではないか。そのため真剣に後生、救われたいと願っているのでは」という意見もあった。

 「自民党を割って出る必要、なかったのに……」という声も聞かれた。それほどに、この霊言の小沢氏の思想は保守本流である。

【霊言から予測される、今後の政局の展開】

 ……凄い霊言だった。
 聞いた人は幸いである。
 日本全国で、この小沢氏の本心を知るものは、実現党のシンパだけなのだから。
 世間の人は、この事実に百%気づいていない。

 昨日も、「ロシア経済ジャーナル」という比較的有名なメルマガ(←高額な商材の宣伝が多いのでご注意下さい)で、著者は、最近の小沢一郎氏は「小沢一郎 政治塾」での講演に関し
 「非常によいことをいっているが、今までのやっていることと違いすぎる」
 と言い、小沢氏の頭の中は
 「一に中国、二に自分、そのしたに天皇」であるから騙されてはいけない、というような評価がのせられていた。

 ネットでも、今回の党首選に関して、昔の特撮映画「ゴジラ対ビオランテ」のポスターのパロディ画像が作成され、ゴジラとビオランテのかわりに菅氏と小沢氏の顔が配されて、
 『勝った方が人類の敵』(←映画のコピーそのまま)
 と銘打たれた画像が閲覧されている。
 要するに、小沢氏も中国よりで亡国の人物だと、根強く思われ続けているのだ。

 氏の翻心を、誰も知らない。

 小生も霊言を聞いたとき、「どこまで本当なのか」と訝しんだ。
 しかし、確かに、今までの行動を裏切るように、小沢氏が潜在的に親中国をやめ、その内心は、本気で国防に舵を反転していたのだ。

 一見すると喜ぶべきことのように、感じられる。

 「日本で一番影響力のある政治家」と海外のマスコミからも書かれている人物が、大川総裁に対して内心で全面的に帰依し、実現党に対して「尊い戦いをした」と評価し、その政策に関しては「この見取り図が欲しかった」といって全面的にその実現に動いている。
 小沢氏が、保守本流に帰ってきた。

 これは日本にとって、ありがたいことのはずなのだが、なぜか手放しで喜ぶことができない。以下に今感じられる不安をまとめてみる。

 まず、「守護霊の意図は分かったのだが、本人はどう思っているのか」というところが怖い。

 この霊言での質問にもあったが、守護霊と本人との見解にかなり差がある場合もある。
 幸福の科学では初期から、守護霊を公開で呼び出して話をすることも多々あったが、その際に守護霊が
 「地上の者が全く私の話をきかないのでいやになる」
 というようなことをいうケースがよくあったように思う。
 行動として、本気で中国を切るつもりでおられるのか、まだはっきりその点が見えてこない。
 これが不安の一点目。

 さらに、小沢皇帝をトップにした日本の政治の独裁体制……この実現には無理がある。
 最大の妨げは、小沢氏が、政治家として嫌われすぎていることではないか。
 あまりに悪辣すぎるやり口をしてきたために、果たして翻意した小沢氏が「日本を守るために手を組もう」、という申し出をして、保守や小政党がのるかどうか。

 我々には「後生が怖い」という信仰心で人が大翻意をとげる、ということは至極納得がいく話なのだが、無神論のまかり通る日本で、そうした翻意が素直に受け入れてもらえるかどうか。

 小沢氏は、おそらくは、左翼民主党の政権をたたきつぶすところまでは成就してくれそうな気がする。プロの壊し屋、祟り神である。

 しかし、そのあと、小沢氏の生命をかけた活動も、大連立まで至らずに、菅・仙石と刺し違えるあたりで終わるのではないか、という予感が激しくする。
 これが不安の二点目。

 そして不安の三点目として、
 さらに、レプタリアン種の魂というのは、メンタリティがかなり地球人のそれと異なるので、トップに立てば立ったで、
 「日本を守ってやっているのだ。このぐらいやって何が悪い」
 とばかりに、とてつもない暴王としてむちゃくちゃをやらかしそうな気がすることなのだ。

 小沢氏の日頃の言動はまことに帝王そのものだ、という話をよく聞く。

 たとえば、小沢一郎氏の人となりについて、「元秘書達の証言をまとめたコメント」に関するコピーが非常に多く出回っている。
 それによれば、

 『朝風呂を浴びた小沢が湯上がりの血色肌をあらわにしたまま椅子に腰掛けると、3人 ほどの書生や秘書が取り囲み、手に持ったうちわで一斉にあおぎだす。
 専用のうちわまで用意されており、秘書たちは毎 朝、うちわで“師をあおぐ”のが日課。
 「先生はのどが弱いからクーラーが嫌い。だから汗が引くまでうちわであおいでいた。まるで王様」

 数年前まで小沢に仕えていた元秘書の一人はこう振り返り、「政治を学んだことは一度もなく、ただ召使いみたいなもん」「下積みの書生との違いは「秘書の名刺を持っているかどうかだけ」
 朝は午前 5時から素手で庭の草むしりを始め、それが終わると朝食の準備、配膳。
 大手ゼネコンが建てた立派な鳥小屋の掃除と世話、小沢の家族全員分の洗濯にぞうきんがけ。
 「草むしりもしないで人の上に立てるか」
 小沢はよくこう語っていたというが、元秘書は「そういいつつ、自分の息子たちには雑用や家事手伝いをさせたことはない」……』
 王族としての過去世や、レプタリアン種としての性質から考えると、上記の行動は非常に納得がいく。小沢氏はこれらを「当然の権利」「何が悪い」と本気でおもっておられるはずである。
 しかし、これは今の日本人の感性からすると許し得ないものだろう、と思う。

 さらに、一個人の生活スタイルに関することだけではなく、国家全般に関してもいえることであって、テープにも書籍にもなっていないが、二十年以上前、幸福の科学に山陰本部がオープンしたとき、総裁が講演に行って、質疑応答で「徴兵制はあるのか」という質問に対して答えられた内容の中に
 「間違って石原慎太郎氏や小沢一郎氏が総理になったら、徴兵制もあるかもしれない」とさらりと語られていた。

 特に、極めつけは、霊言の最後のほうに出てきた「菅氏を自殺させてでも潰す」のコメント。
 あたりまえのことのように言われたが、これには肝が冷えた。

 じつは、民主党の黒い噂に関してはすでに一覧表が作られていて、ためしに「民主党 友愛 死亡」で検索すると、よくまあこれだけタイミングよく、小沢民主党にとって都合の悪い人物が自殺やら事故死やらしているのかと感心し、あきれはてるとともに、背筋が寒くなってくる。
 関係者の死の量とタイミングが尋常ではないのだ。
 噂は本当だったのだろうか。
 日本のためだと判断したら、邪魔者を消しかねない。
 そんな手法を今回も使おうとしているのだろうか。
 そんな人物を首相にしてしまって、本当に大丈夫なのか。

 これらの不安がぬぐいきれず、どうにも手放しでよろこぶことができないのだ。

 それにしてもマスコミは困るだろう。

 マスコミは、批判のタネ本として幸福の科学の霊言や主張を丸パクリしている。
 今回も、この霊言で、小沢氏の守護霊が最後に言ったように「小沢一郎の醜い本心がここに!」という内容であれば、さぞかし叩きがいがあったはず……なのだが、これを見る限りでは、改心して日本を救いたい、というような内容になっている。
 しかも、その根本にあるのは小沢氏の宗教心、なのである。

 なお、これを書き上げた2010/08/30の明け方、毎日の朝刊がちょうど来たのでとりに行くと、広げるまでもなく、トップページの一番に
 「圧倒的な菅氏優位」
 の報、さらに
 「内閣支持率、数%アップ」(←そんなわけあるか!)
 という数字がでかでかと載っていた。
 毎日は「菅氏への全面支持」と、態度を決めたかに読める。

 なるほど、この霊言で本心を知った以上、親中左翼の新聞にとっては目の敵にされるだろう。
 だが、実現党の潜在的賛同者は、この霊言を聞き、もしもサポーター票が手元にあったならば、小沢氏に投票するに違いない。
 ただ、サポーターの中にどれだけ実現党のシンパがいるか……。

 小沢氏は、おそらくは、左翼民主党の政権をたたきつぶすところまでは成就しそうな気がする。

 だが、その後の日本の混沌と混乱のゆくえは、誰にも知ることが出来ない。
 混乱が長引けば、中国と北朝鮮はためらいなく日本を飲み込んでしまうだろう。
 いよいよ、来年からはマスコミの倒産が予想される。
 これで、うまくマスコミ洗脳が解けるきっかけになってくれればいいのだが、単に情報がなくなって混乱し、政治は漂流し、人々が右往左往しているうちに占領されてしまう未来だってありえなくはない。
 悪王の劇的な廻心に感動しつつ、暗澹とした思いが心に残る。

 この秋から冬にかけての政局を正しく見るための重要なポイントが、この霊言には込められており、さらに、宗教が政治を動かした、貴重な証言の記録。
 もう一回ぐらい、この霊言を見に行って、体力が余っていたら細部の感想と考察のアップをしたい、と思っています。

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