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9月6日大阪正心館『伝道大会』(2)  / 支部、再起動

 大阪正心館「伝道大会」での続き。

 本地川さんの後に、幸福の科学 渡邉理事長の講話があった。
  理事長からの発表は以下の通り。
「大川隆法総裁先生は幸福実現党の総裁を退任という形になりました。
 しかしながら、これは政治活動を辞めるということではありません。」

 ということで、十ヶ月後にむけて、宗教活動ともバランスをとりながら活動を続けると考えて良いのだろう。

 さて、この日の講演が中止になった件について。

 『幸福実現党総裁の退任にともない、しばし沈黙を保ち、静養せよと、強く天上界より進言があったため、本日のご登壇は中止となりました。
 先の選挙戦の街宣活動では一回、一回の街宣活動が実は東京ドームのご講演同程度のエネルギーが、実は必要だったとお聞きしました。』

 ……うわ。
 ……小生などは総裁のあまりに堂々とした街宣姿に目を奪われていたが、うちの伴侶やご近所の会員さんB夫人などは
 「先生、体の調子、相当お悪そうだわ」
 と言っていた。
 以前「東京ドーム一回で5㎏ぐらい体重が減る」というお話があったはずだ。
 その計算でいくと14回も辻立ちしたら、総裁はとっくに消滅されている。。
 それだけのハードワークをこなされたわけで、読者としては未だご存命であることに感謝申し上げねばならない。

 総裁が党首を離れることに関して、会員さんはみながっかりしているかと思いきや、伴侶いわく

 伴侶「ここで半年ぐらいしっかりとお休みをとっていただかないと、総裁先生は、地上での「滞在時間」が短くなってしまわれる気がする。
 ポストに就いていると、いろいろ手をだしたくなってしまうだろうし……。
 総裁先生には、力を抜けるところは、できるだけ休んでいていただきたい。
 あとは、会員たちがどのぐらい社会的に成功できるか、かな。
 それによって先生の影響力はいくらでも大きくすることができる」
 という意見のようである。
 なお、総裁のコメントはもう一つ出ていて、

  大川総裁コメント 「私も含めて、今回は国難に警鐘を鳴らすことに主眼を置いたので、基本的人事は動かさないものとしたいと思います。
 次回、参院選では3%以上の得票を目指したいと考えます。
 マスコミの徹底的な報道管制の元で信者各位の熱心なご努力には感謝しています。
 財務戦略を再検討の上、努力を重ねていきたいと思います。
 民主党への逆風が吹き始めたとき、数十議席獲得の可能性はあります。」

 やっかいなことに、これから世間的にも不況が起ころうし、多事多難がふりかかってくるだろう。
 正当な宗教者を無視・迫害した場合、反作用が必ず来るといわれている。
 キリストを認めなかったユダヤの民族とナチスのホロコーストはよく結びつけられる話だ。
 日本はといえば、今回、総裁ほどのお人に政見放送で「伏してお願い申し上げます」と言わせておきながら無視した国である。
 村山左翼政権の時には、阪神大震災とオウムのテロがあったが、今政権ではそれ以上の多事多難が起きても不思議ではない。
 幸福の科学・幸福実現党も、日本の一部としてその多難に巻かれることにはなろうが、民主人気が落ちて議席が手にはいるまで、この人びとが少しでも難より免れて欲しいと祈る小生である。

 さらに、つぎのご講義に関して、
 『実は一昨日(9月4日)、海外の信者向けに日本の政治についての御法話を賜りました。
 ご演題は『This world is not enough』。」

 ……ひさびさの英語講義が来るもよう。

 小生、九十年代の初め頃から、大川総裁の講義は「英語映えするだろうなァ、早く世界に出て行かないかなァ」と思っていた。
 英語はイエスノーをはっきりさせる言語であり、信仰や愛という単語をダイレクトに語っても、違和感が無く、言わんとすることがはっきりきまるのである。 
 はたして、昨年から英語の講義をはじめた総裁のお話はドキドキする台詞の連続であった。
 それにしても、今回もまたいいタイトルだ。
 「この至らざる世界」「この欠けたる世界」というニュアンス。

 数年前に映画007のタイトル「The world is not enough(to me)」
 を思い起こされた方もおられるであろう。
 あちらは男の野心の大きさを称揚するボンド家の家訓だそうで、映画のタイトルになるぐらいだから、英語的な語感もよいのだろう。確かに記憶に残った。

 その語感の良さにくわえて、こちらは「This」であり、語感の良さを保ったまま、格調の高さが段違いである。
 「世界」を「欠けたるもの」と認識するには、「何と比べて」かというと、それは「神」の視座に他ならない。いかにも高い視座からの世界認識であるとわかる。

 講義は10日からオープンにされる様子。英語の講義はなんとなくノートが取りやすくてありがたい。言語の構造がより論理的なせいだろうか。

 最後に、映画のプロモートのため、大川 宏洋(おおかわ ひろし)氏の登場で大会は終了した。伴侶いわく
 「きょう子先生が『木村拓哉にちょっと似た表情をする』というお話をされていたけど、画面に映った姿はもっと繊細な感じ」
 だったとか。
 選挙も終わっていよいよ映画本番である。

 支部のほうも本格的に動き出し、「総裁の英語の講義が入っていないだろうか」と昼間、支部に立ち寄った小生、婦人部の常連さん達が
 「二ヶ月ぶりの大掃除よーっ!!!」
 と気炎をあげ、モップやらワックスやらがずらり並んだ戦場に飛び込んでしまい、いつのまにか我が手にはほうきとちりとり、広い支部の一階をせっせと掃き掃除させていただくことに相成った。
 掃いたすぐ後ろから水拭き部隊が押し寄せてきて、「あれ~小生サン、ここまだ掃いてなかったかしら~」(←今さっき掃いた場所です。) などと厳しく鍛えられ、新たな季節のはじまりを感じる小生でありました。

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