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衆議院比例選挙政見放送 幸福実現党 大川隆法総裁の凄すぎる政見放送 上映会ライブ感想

 衆議院比例選挙政見放送「南関東」幸福実現党
 (何本か上がっている)
http://www.youtube.com/watch?v=BoEUv6p-X14
http://www.youtube.com/watch?v=g8iN3NGr-TQ
http://www.youtube.com/watch?v=e0zGL2VTnm4
 (みな同じ内容の様子)

 超・政見放送あらわる。
 これは、面白いぞ。
 ……小生、さっそく、幸福の科学のみなさんの反応が知りたくなり、ノートPCにダウンロードし、ご近所の会員さんたちに見せに行く。

 集まってきた会員さん達からは、上映前に、「先生、穏やかに話されているという話を聞いたけど……」と言う声も聞かれた。
 確かに、はじまりの

「国民の皆様、初めまして。私、幸福実現党総裁、大川隆法です。どうそよろしくお願いいたします。」

 という挨拶には、明確にカルトを脱した良識ある宗教者の腰の低さを十分に感じることが出来る。 (最後のことばも、演台にはっしと両手をつきながら、 「伏して……申し上げます!  ありがとうございました!」 という立派なものであった)

 手話をする女性が一人、後ろにいて、講演をそのまま表情豊かな手話で演じている。
 どこの政党にもついているようである。

 (ちなみに、
 幸福の科学には、大変に熱心で立派な有志の方がおられ 
 幸福の科学 電子点字図書館http://www.robraille.com/
 「幸福実現党」の点訳物ご案内http://www.robraille.com/election.html
 といった個人の方(←凄い!)のサイトもできていて、平素より障害のある方に配慮が行き届いている。)

 そのように、穏やかに始まった政見放送。
 いざ、開始して五分が過ぎた頃。

 ……あがっていく。
 ……総裁のテンションが、あがっていく。
 ふくよかでやわらかな手のひらを、固く握り、両のこぶしを胸に押し当て、あるいはこぶしをふるわせて、

 「税金とは、国民の血液、血であると考えております。」

 「これは単なるお金ではないんだ。これは国民の血なんだ。
 そう思って、その重い責任に耐えて、そして慎重に物事を考え、本当に国家の将来のために必要なことに、お金を使い、国家の将来の発展繁栄のためにお金を使うということ」
 

 と語り出すあたりから、伏したる龍が天に昇るが如き勢いで、完璧な緩急をつけた、激しい、あまりにも激しい言葉がほとばしる。

 しかし、緩急のある話といっても、オバマのように「チェンジ」だの「Yes we can」だの、あおり文句だけで内容がないスピーチではない。

 激しい言葉の中に、はっきりした認識力と知性が光り、たとえば、

 「大きな政府というのはわかりやすく、いうとするならば、多額の税金を取って、それを国民にばらまくということです。
 その結果、財政再建は遠のいていきます。
 これは民主主義の最大の欠点といわれているものです。
 民主主義は必ず、バラマキ型になりやすいんです。
 そうであれば選挙に勝ちやすいからです。」
「この病を克服できた人は歴史上、まだいないんです」

 という、切れ味の鋭さ。

 また、「夜警国家」などという、アダム・スミスの古典的自由主義やラッサールらの名前までも思い出させるような教養ある単語が使われて、総裁が決して素人ではないことがはっきりうかがわれる。
 (小生の思い違いかも知れないが、もともと、「夜警国家」とは、左翼の人がやや批判的に、自由主義の陣営を称したのが語源であると記憶している。
 こんなふうに自分たちの立場を、批判的意味が語源である用語を使ってさらりと示すあたり、批判者たちの視点にも目配りのきく柔軟さや幅の広さを思わせて、たいへん総裁らしく、心憎いように思われた)

 全員が、のまれたようになった。
 維新の志士・代表の迫力である。
 政見放送が終わるころには、女性のお年を召した会員さん達は、みな人目はばからず泣いていた。
 

 ……小生は、思い出していた。
 ……この迫力、過去に、聞いたことがある。
 古い会員さんは、まちがいなく、この総裁の迫力を、かつて聞いたことがあるのである。
 初期の頃、三年ほどして、大会場で講演をしておられたとき、その迫力はちょうどこんな感じだった。

 たとえば、一九八九年の年の瀬、両国国技館。
 未だに語りぐさになる、壮絶な講演会があった。

 ……演題「悟りの極致とは何か」(書籍「悟りの極致とは何か」所収)がそれである。
 
 凄かった。
 国技館の座席が飛ばされそうな、まともに聞いたら魂が消し飛ぶような、一時間の講演だった。
 あれでは終わった後に体重が数キロ落ちているのも無理はないと思った。

 今に立ち返って、この政見放送は、ただの十分間で、あのときの迫力を再現したように感じられる。
 大画面で、ヘッドフォンをつけて聞いてみると、はっきりわかるはずである。
 おそらく、この一回の収録で、一時間の講演ほどもエネルギーを使われたのではなかろうか。

 アップされたyoutubeの感想コメントの中には、海外にいて、棄権しようと思っていたが、この演説を聴いて、投票に行ったという書き込みがあった。
 むべなるかな。

 大川総裁は、与えられた十分間足らずの政見放送で、日本を、世界を、あのときの「国技館」として、熱烈な「講演」をしてのけたのである。

 暗澹としたこの世界の空を、いっとき真昼の如くに照らす、見事な、あまりにも見事な大輪の花火を見る思いがした。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 ……なお、動画を見ながら、ライブで感想を字幕として書き込んだり読んだりできる、某有名字幕付きサイトにも、この政見放送はアップされていた。
 たいてい笑いを取るのが目的で書き込みするのであるが、当家での、字幕コメント・お笑い大賞は、

 (総裁のアクションが激しくなった画面で)
 「……手話が二人に増えた」

……手話か!? あれは手話なのか!?
 ……って、キミたち。内容もちゃんと聞きなさいよ。

 
 (ここのサイトには、以前にも核が投下されるミニドラマがアップされていて、さまざまな書き込みがなされていた。
 特に、名古屋に核が直撃したシーンでどっと書き込みがあり、

 「いま、オレ死んだ」(←名古屋の人の書き込みらしい)
 「みそかつ……もう食えない」(←そんなに旨いのか、みそかつ?)
 「でも投下して貰ってちょっと嬉しい」(←東京や大阪といっしょの扱いにして貰ったからのようである。喜んでる場合か!)

 ……キミたち。面白すぎる。
 なるほど、一人で見るより、こうしてみんなで見た方が面白い。
 しかし、汚い書き込みも多いのが辛いところなのだよなあ)

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