幸福実現党　撤退と再開について、早速記者会見がアップされていた。
　全部見ても一時間までかからないが、映像を埋め込んだ下に、ざっと内容をまとめてみた。お急ぎの方はそちらをどうぞ。小生の解説・感想つきです。

　以下、ほとんど発言はあえばさんが行っている。
　それにしてもよくよく記者会見するネタに困らない政党だね。

090813「幸福実現党」記者会見①戦いは続行

　【内容】　一部、全面撤退という報道があったが、幸福実現党として、戦いは続行する。
　しかし、今後は他党と選挙協力できる部分を協力していく。
　この国をまもるために、民主党政権を阻止しなければならない。そのため、他党の会員(信者)議員などを応援することも考えていて立候補者の調整に入っている。

　以下、質疑応答。

090813「幸福実現党」記者会見②戦いは続行

　【内容】
　●保守系の方で当会のシンパや信者については、当会から立候補をとりやめてそちらの支援に回る
　●週刊文春の質問に対して……マスコミのみなさんのせいだけではないが、 やはり、報道が公正ではなく、不利な扱いを受けて、苦戦している。長い目で見て保守系の人々と共闘しつつ第一党を目指していく。
　●(矢内さんの発言)　公職選挙法の規定は、新しい政治団体に参入障壁を高くしている。 世襲議員という貴族を作っているのも、既存政党に極めて有利な法律のためであると思う。

　小生の感想……記者会見で、矢内さんの発言をはじめてきいた。若い頃と比べてずいぶん顔が丸くなった。そして、熱っぽい。確かこの人は元、新聞記者であった。そのせいか、マスコミを責めるのではなく、公職選挙法に対して厳しい発言をしている。

090813「幸福実現党」記者会見③戦いは続行

【内容】　●「民主党を危険視するのはなぜか」という日テレの質問に対して）……民主党は国防上あやふや。大きな政府となり、経済が破綻することを巧妙に煙に巻いている。イギリス労働党時代に国力が大幅に落ちたように、日本が転落する危険がある。
　　さらに、矢内さんの解答として、民主党の支援団体は日教組であり、民主党が政権を取れば、この国は、左翼思想の信条で教育がなされることになる。日本の教育を日教組が支配したら、自虐史観を子供にうえつけ、、国家論は喪失、過激な性教育等などが子供に対し行われるだろう。
　●毎日新聞の質問に対して……大川総裁の出馬は調整中。

　(小生の感想……矢内さん、日教組に対して吠える。さもありなん、矢内さんは「いじめ撲滅NPO」のトップをしていた人なのである。さぞや現場で酷い話を見聞きしたのだろう。
　それから、日テレが「なぜそこまで民主党を危険視するのか」という、面白い質問をしている。
　マスコミが一丸となって応援している民主党の悪口をわざわざ聞きたがるとは面白い。
　あるいは、将来、民主党が政権をとったら、次はマスコミとしては民主を叩かなければならないから、ひとつの「予習」をしているのかもしれないし、民主党という権威に対してかみついている幸福実現党の姿になんらかの共感があるのかも知れない)

　以下、（２）に続く。