090801文藝春秋インタビュー『ウチは創価学会より集票力がある』　より要約

　●具体的に、創価学会・公明党と、幸福の科学・幸福実現党はどこが違うのか？

●大川総裁の回答
　相違点は二つ。
　創価学会と幸福の科学　相違点(1)　「教え」の違い

　『創価学会の教えの基には「真善美」があるが、途中から「真」を「利」に置き換えた。「利」が一番、つまり欲望を肯定したわけで、これは仏教の教えと正反対。突きつめれば、基本的に現世利益だけの宗教。』

　(じゃ、幸福の科学は？　と言う人のために、以下は小生の補足)
　幸福の科学は「この世での生存は、本来霊界にある魂が、ほんの一時肉体に宿った『留学』のような状態だとしている。
　よって、すべての人にとって、人生の本来の目的は『自らの魂を磨くこと』と『この世を理想的な世界に近づけることの二つであり、現世利益のみをもって生きると、死後に苦しむことになると説く。
　……って、これでいいんですよね？　幸福の科学の教義。）

　
　相違点(2) 「信者の行動パターン」

　総裁曰く
　『 創価学会は激しい他宗排撃をしたが、その点、幸福の科学は他宗に寛容で、他宗教に属する牧師や住職も信者にいます。

　天台宗だと千日廻峯を達成した人も信者におり、浄土真宗系の教祖様も幸福の科学で活動している。
　相当懐が深い。』

　(小生補足……これは本当。「内緒にして下さい」といって、天台宗の大僧正クラスが入っている。
　また、活動すると、いろんな宗教から入ってきた人が多くて、いろいろ話を聞くといろいろな宗教の内部事情がわかり、かなり面白い。
　天理教の跡継ぎとプロテスタントの牧師と浄土真宗の現役の坊さんが、セミナーなんかで、仲良く卓を囲んで法談しているのを見た日にゃ驚いたですよ。いやマジで。
　……小生の伴侶が、「これって、たとえて言うなら、イスラム教徒でキリスト教の司祭もしている、とかいうことに近い。すさまじい寛容さだと思う。」と言っていた。)