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幸福実現党、ついに一般テレビの会話の中で名前が出はじめる

 舞台は、「 たかじんのそこまで言って委員会」2009.06.28号。

 橋本知事が「どこの党に入れるのか」と評論家諸氏につめよられて、「マニフェストを読んでから決める。」といった際、
 「共産党や社民党はないのか」という問いに、

 橋本知事「共産党も社民党も、マニフェストを読んでから。 ……幸福実現党も。」

と、橋本知事の発言。
 実現党の名前が出た瞬間、失笑が一部で聞かれたようだったが、

 幸福実現党の名前はできるだけ話題にしない。内容を言わせるなんてとんでもない

 というのが、五大新聞やテレビの報道協定のようであるから、笑ってごまかそうというスタッフの笑い声だったのかも知れないと勘ぐる小生である。

 ところが、さらにその後も、コメンテーターの一人が橋本知事に

 「あんた、ここに座っていたときは日本も核武装するべきだみたいなこと言ってたじゃないか。
 それでいったら、あんたの考えに一番近いのは、シヤワセなんとか党じゃないのか」

 と、ご丁寧にも内容まで絡めて、再度、ふっかける。
 
 言ってはいけない党の名前が二度も出て、一度は内容にまで触れている。 
 これはもはや放送事故、テレビ局のお偉い方々は、さぞひやひやしたことだろうと拝察され、小生はテレビの前で、くつくつと笑いがとまらぬ。

 それにしても、「絶対に無視」と全マスコミから協定を結ばれて、結党してからはや二ヶ月。
 マスコミが隠そうとしても、隠そうとしても、ついに、普通の番組の中で、ぽろりと党名がでるようになったのだな。

 その間、この党がしたことはといえば、会員達が慣れぬポスター貼りに頭を下げてまわり、靴底を減らしてビラを撒き、声をからして街宣車から呼びかけた。
 しごくまっとうな活動である。マスコミの力は一切借りていない。
 怒濤のようにマスコミを呼んで行われた記者会見も、新聞に候補者の名前が載る程度である。
 いや、会員諸氏、よくがんばった。

 ……これで、マスコミを味方につけなければ知名度は上がらない、という日本の常識が、また一つぐらついたことになる。

 そういえば、夕食時、母が、週刊誌の見出しを映す番組で、サンデー毎日の牧太郎氏が書いた、「幸福実現党に一票入れたい気分」という見出しのコラムを映している瞬間があったと、教えてくれた。
 
 報道こそしないものの、「幸福実現党宣言」の書籍シリーズは、きっちり六時台のコマーシャルで流れている。

 いよいよ、マスコミも話題にせざるを得なくなるのではないか。
 もしも、報道協定を破るマスコミが一社でも出たら、雪崩のように我も我もと報道するのだろうな、などと思ったりする。

 はたしてその日はいつになるか……。
 いや、しかし、根性も意気地もない金儲けオンリーの腑抜けた日本のマスコミのことだ。
 上から下まで、学歴の高いエリート大学出身のマスコミ人は、誰一人、大胆な先進性など一切求めて居らぬ。
 結局、選挙開票後に当選者が出てはじめて、ようやく渋々重い腰を上げることになるのかもしれないな。

 七月のアーカイブへつづく

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