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2009/06/07 講義 未来への道(2) 総裁の本心

 さらに、「国民を不自由にする法律はリストラせよ」「法律は本来、国民を自由にするためにある」として、世襲制度が固まってしまって、優秀な人材が出てこれない政治携帯になっていることを厳しく批判した。

 そして最後に来て、抑えたトーンながら、激しい心情の吐露がなされていく。

 「馬鹿であると思われ、自分でもずいぶん損なことをしているというのはわかっているが、それでも正論を言わなければならない。この国で大勢の人々が苦しむことを見過ごしにはできない。」(要約 小生)

 「この活動を支援してくださる方々は、周囲からも、家庭でも、波風が立つであろう。申し訳ありません。しかし、それでもやらねばならない」(要約 小生) 

 総裁は厳しい顔で、ただ決意を語られた1時間だった。

 どうやら、マスコミは「売名」だと本気で思っているようである。
 「世間を騒がせて、教団の名前を売るつもりなのだ」、と。

 だが、ここに述べたが真意であろう。

 裏を読んでも無駄である。

 なぜなら裏がない御仁だからである。

 生命をかけて「きれいごと」を守り通すのが宗教家なのだ。 

 誰かがそうしないと、世の中から美しいものがなくなってしまうからだ。

 総裁は、それを心得ている。そして、此度、また命をかける。
 

 ふと、黒いスーツのもう一つの効用を思い出す。
 それは、悪い顔色を隠す、という意味があるのだ。
 この御仁のことだ。
 大幅に、睡眠時間を削っているのではないかと言う気がする。
 会員諸氏はおそらく、日夜総裁の体調の回復のために祈っていることであろう。
 ……小生の伴侶などは、間違いなく祈っているぞ。
 そして、小生も、「困ったことがあった不信心者」特有の熱心さではあるが、やはり祈らずにはいられない。そんな気になる講義であった。
 

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