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五月十日 日比谷公会堂講演 『勇気百倍法』を見る。(1)

 五月十日、大川総裁、日比谷公会堂での久々の講義である。
 
 前回の講義から間髪入れずに大会場での法話かと思いきや、前回の「幸福実現党宣言」は、四月三十日に話されたものを配信したらしい。

 衛星中継があったようだが、小生は行かず、伴侶のみが行った。

 ただ、あとで支部に行ったときに、ちらと画像を見ることができた。

 大舞台の演壇に立っている大川総裁。

  『本会場の入場者の平均年齢は20歳です』とのこと。

実現党を発足したばかりで票も欲しかろう。
 だが、ここにいる半分は、選挙権の無い人たちである。
 にも関わらず、総裁の目が笑っているように感じる。
 損得抜きで、若い人たちを励ますのが好きな御仁なのだ。

 それにしても、それだけの若い人々が日比谷公会堂を満席にしている。
 もちろん、全世界の地方支部でも、それぞれ衛星中継をして、そこそこの入りとなっているわけである。
 団体の衰えぬ力であろう。

 総裁の口調は、朗々と若く、二十年前のあの頃、東京ドームで話していたころの再現のような感じだ。
 内容も久々のセルフ・ヘルプ論のようだった。


 『プロの道は重い責任を背負う道でもあるということ。

 あなたが背負える責任の範囲まで、あなた自身は成長することが可能です。

 だから努力して、一日一日、毎年毎年、重い責任に耐えられるように努力して下さい。

 頑張って下さい。

 その人が背負える責任がその人の人物の大きさです。』(要約 筆者)

 和製「セルフ・ヘルプ」の精神は健在であった。
 この御仁の説く成功理論は、自分に甘えを許さない。
 努力、努力、また努力、と言った、自助論の固まりである。

 『冷笑したり、冷やかしたり、蔑んだり、熱意を持って、理想を持って歩んでいる人達に後ろ指を指すような卑怯な人間にはならないように。

 自らが勇気を持って世の中の責任を背負っていこうと志すような青年になるように』

 難しい言葉だ。
 実は、自らが勇気を持って責任を背負おうと立ったとき、若者は、それまで、人を冷笑して、さげすんでいればよかった側から、冷笑される側に立つ。

 だが、それでも茨の道を歩め、というのが大川総裁の徹底した持論である。
 そしてその言葉には重みがあるのは、自らがそれを徹底して実践し、これまで、大きな仕事を数多く成功させてきたからであろう。

 「責任を放棄して冷笑する立場より、責任を負って冷笑される立場に立て」 というのが、この御仁の成功論なのである。

 昼行灯の小生は、それをかっこいいなあ、と思うのだ。

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