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小生の考察 日本人の解けない洗脳(6) 新興宗教は悪ではない

 新宗教について、大多数の人はこう言うだろう。 
「古い宗教はいいんだよ。新しいのがだめなんだ。」
 それは、日本人の私たちには、たいへんもっともに聞こえる「常識的」な説である。

 ところが、 欧米では、「新興宗教が悪」とは思っていない節がある。
 なぜか。

 これに関しては、小生の実母がある日ふとつぶやいた言葉がその答えであったように思う。

小生の実母は、がちがちの唯物論者であった。
実は小生もそうした教育を受けた。
だが、実母は、熱心に幸福の科学活動をする小生の伴侶をみているうちに、こうつぶやいた。

 「キリスト教も仏教も、出てきたときにはみんな新興宗教だったんだねえ」。

 まさに、しかり。
 要は、「新興宗教」というのは、古い宗教の賞味期限が切れたときに新しく神の声を聞く人が出てきてつくるものだという認識があるのだ。

 新興宗教を迫害したら、宗教という業界では、『新規事業』がまったくでないことになる。
 新規事業が出ない業界は、業界そのものが潰れていく。

 業界における新事業とは、生長の家、立正佼成会、やや古いが、天理教。宮沢賢治も、仏教系の「新興宗教」の伝道者だった。
 
 つまり、宗教をつぶし続ければ、その社会には、二度と、マザーテレサや宮沢賢治と言った人たちは現れなくなる、ということだ。

 冷静に考えると、そうである。

 なのに、どうしてこんなに日本の新興宗教は評判が悪いのか。
 ただマスコミと日教組がつぶしてきたからなのか、というと、そうではない。
 やはり、新宗教自身にも原因があったのだ。当然のことである。

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