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2014-01-24

「特定秘密保護法案」=「核武装」の秘された重要さ

 幸福の科学の今年の「年頭教書」であるという、『外交評論家 岡崎久彦氏の霊言』は、読み進むほどに頬がほころぶ、まことに「美味しい」一書であった。
 大川総裁がそのあとがきに述べられた「岡崎外交の要点」とは、①日米同盟の堅持 と ②シーレーンの死守 にあると言う。
 これを読むと、いよいよ、日本は軍事アレルギー、軍事音痴を抜け出さなければならない時期に来たのだなあと、ひしひしと伝わってくる。
 小生たちの世代からもう少し年上の世代は、どこへ行っても「反戦こそ正義」みたいな刷り込みがなされ、「戦争を知らないこどもたち」などという歌がもてはやされていたのだが、もはや日本人は、そうした認識と決別するタイミングなのだろう。
 今後の日本にとって必要なこととは、故・藤木教授の霊言にある、「戦争学は、政治学の中に一部入っているのであり、戦争学は平和学であり、外交官の外交学でもある」という認識を、広く日本人に浸透させることなのだと思われる。
 ハーバードでは学生に教える科目の一つになっているという「軍事学」も、日本ではなじみのない学問であり、今の日本で教えてくれるところは数少ないが、時代を先取りする心楽しさとともに、総裁の霊言や講義を足がかりに、認識を深めていかなければならない。

 さて、「戦争学」「軍事学」を考えるに、一つの大事なテーマが「軍事力」の把握であろう。
 日本の軍事力は果たして本当のところはどうなのか。中国と戦って勝てるのか。
 韓国の故・パクチョンヒ大統領の霊言(書籍「韓国 朴正煕元大統領の霊言」)の中に、目を見張る一言が出てくる。
 『日本は、核抜きの戦闘なら、中国とやり合っても「圧倒する」』という見解であった。
 以前から、ほかの武人達の霊言でも、「核抜きの戦闘なら五分」「負けることはない」という見解が出てきていたが、「圧倒」とはすさまじい。
 こういう見立ては、あちこちから中国の耳に入っているのではなかろうか。
 それらの見解に反発するかのように、つい数日前にも、こんな記事が出た。
 【PLA’s new tank deployed in N Korea border exercise Staff Reporter 2014-01-21 10:40 (GMT+8) 】 http://www.wantchinatimes.com/news-subclass-cnt.aspx?cid=1101&MainCatID=11&id=20140121000012
 記事の内容は、「北朝鮮との国境近く(瀋陽軍区)で、最新式の99G式戦車が公開」されたというもの。
 お披露目された99G式戦車は99式戦車の最新モデルで、そこに搭載される125mm砲は英米の主力戦車の装甲を貫通する威力があるどころか、より高性能な弾薬や火器管制装置も採用している、とある。
 さらに翌日には、こんな強気な発言が、もと少将の口から飛び出た。
 【中国ミサイルで日本は火の海に 開戦すれば、と元少将】 2014/01/22 17:05 【共同通信】http://www.47news.jp/CN/201401/CN2014012201001936.html
 これらの発表を見たマスコミや自称・平和主義者などは「それ見ろ、中国は強大なのだ、刺激したらとんでもないことになる」と浮き足立つだろう。
 だが、ネットではずいぶん前からこんな映像も流れている。
 以下は、なんのナレーションもなく、ただ中国の99式戦車と日本の90式戦車を交互に映している映像なのだが、これを見た世界中の人々は開いた口がふさがらなくなった。
【日本と中国の軍事力を比較してみた。~戦車編~ 】 http://www.youtube.com/watch?v=Y1Ay_B2W9fk
 なんと、中国の最新型の戦車は、走っている間中、ぶるんぶるんと砲身が上下に振れている。
 おもちゃでさえもこうはならないだろう。
 中国から見れば最新鋭なのかもしれないが、走行中に砲身が固定できない戦車は、世界的に見れば「お粗末」以外の何物でもない。その後に映されている日本の戦車と比べていただきたい。両軍が戦闘になったとき、「止まっている間にしか撃てない戦車」が実戦で役に立つか立たぬかは推して知るべしであろう。
 ましてや、それらの兵器とともに戦うのは、一人っ子政策で大事にワガママに育てられ、“小皇帝”と揶揄される若者たちだという。
 彼らは、親たちから「とにかく生きて帰ってきて頂戴」と言われていると聞いた。
 敵にとって「怖い兵士」というものが「故国のために命を捨てる気概」を持つ存在ならば、中国の若い兵士達のありようは、その対極にいるように見えてしまう。
 こうしたことを考えると、日本としては、中国の軍事力は決して侮ってはならないが、必要以上に恐れ入らなくてもいいのではないか、と思われる。

   そうした事情をも頭に入れながら、「核武装」について、これまでの流れをまとめてみようと思う。
 ……核武装。
 それこそが、日本を中国による侵略から守り切るために、最低限必要なカードであった。幸福の科学の愛読者であれば、すでに、書籍「日本武尊の国防原論」において、その絶対的必要性は明々白々であった。
 その書籍が出た当時、日本はすでに絶体絶命であった。
 このままでは中国による植民地化をまぬがれぬ。
 書籍には、そんな日本を護る「草薙の剣」でもあるかのような、「日本の核武装」が説かれていたのだ。
 だが、当時、それはとうてい見果てぬ夢に思われた。
 戦後の日本人の核アレルギーは、異常なレベルにある。いくらなんでも核の導入を一般に認知させるには、少なく見積もっても五十年以上はかかりそうである。
 だが、ここに裏技がある。
 日本政府の、首相の英断による、「核兵器の秘密裏の導入」である。
 そのための手順が、「特定秘密保護法案」だったのだ。
 秘密保護法を作る、ということは、今まで丸裸のようにして全て見せていた日本政府に「国家として、隠すところを作る」ということだ。そして、その「隠しどころ」に、秘密裏に核兵器をしまうことができる。
 これがこの法の、おそらく大きな要点の一つである。
 安倍首相の守護霊が、選挙戦のときにいわく、(書籍「スピリチュアル党首討論 安倍vs立木」) 『とりあえず持ってしまえば、自前で作るときの抵抗が減る』。
 日本人の感情的なアレルギーを取り去る手段は、「すでに入れてしまって事後承諾を貰う」形にすることだったのだ。
 特定秘密保護法があれば、それは夢物語ではなくなる。
 現実に、日本に核を置く方法は、いくらでもある。
 当時の安倍首相の守護霊によれば、核兵器を日本が独自開発するのは間に合わないから、
 『アメリカから核を譲ってもらうほうが早い』
 『「漁船」として空母や潜水艦を買う』
 『思いきってインドの懐に飛び込んでしまう手もある』。
 また、プーチンの霊言(書籍「ロシア・プーチン新大統領と帝国の未来 」)ではロシアの大統領の守護霊から
 『核兵器、余ってるよ』
 『一本百億ぐらいで買わんかね』
 『百本もありゃいいんだろ?』
 と、直々のオファーが来ていたことも忘れてはならない。
 いや、実際に核を導入しなくてもいいのだ。
 いざ、中国が「核を打つぞ」と脅してきたとき、故・朴大統領の霊言にあったように、 
 「そうですか。実は我々も、実は『隠しどころ』に、核を持っているのです。あなたが撃てば、こちらも発射しますよ」
 と言う。
 それで十分。
 それだけで、日本政府は、中国の核を封じることができる。
 中国の核を無効化すれば、上記したような戦車をはじめとする兵器と、軍人の質は確実に日本の方が上回っていると思われ、加えて日米関係が緊密になれば、勝機は十分にあると思われる。

 さらに、「核の導入」には、もう一つ、うれしい意義がある。
 それは、「これまで、アメリカの言いなりでいた日本」から一歩、大きく踏み出すことに他ならない。
 岡崎久彦氏の守護霊曰く、「先の大戦の歴史的意味の見直し」である。
 日本が、自虐的な世界観をきっぱりと破り捨てる。
 そして、七十年も前の戦勝国による「国連」によってようやく秩序を保たれてる戦後世界を塗り替え、アジアを中心とする新しい時代を開く。
 これは、そのための一歩だと言うことだ。
 これまで日本がアメリカの言うことを聞き、理不尽な「日本性悪説」に屈しなければならなかった理由は、敗戦後、米国から「下賜」された憲法九条により、武力のない丸腰国家じみた体裁を強いられていたために、どうしても「番人」となってくれる存在が要ったためではないかと思う。
 そのためにアメリカの機嫌を損ねることだけはできなかったのだ。
 だが、いま、アベノミクスによって復活した強い日本が核を持ち、軍隊を持つことができれば、アメリカの属国である必要はもはやなくなり、アメリカと肩を並べるパートナーとなり、やがてアメリカをぬきさることになるだろう。
 日米同盟は絶対に必要であるが、それは、ドラえもんに出てくる乱暴者ジャイアンと、ひ弱なのび太のような関係であってはならない。
 国家間の真の信頼と友情を築くため、日本は、徐々にアメリカや、ひいては国連によって押しつけられた「日本人性悪説」を覆さねばならない。
 そのチャンスが、ここに来てようやくやってきたといえる。
 総裁は、次は「米国に謝らせる」との考えを、先日1月12日の「『忍耐の法』講義 及び 質疑応答」でちらりと明かされた。
 岡崎氏の守護霊は『オバマはもうレームダック(死に体)なんだから、沖縄で献花し、8月に長崎・広島で”We are sorry.”といって大統領をやめろ。そうしたらノーベル平和賞をもう一個やる』 と、日本人が聞いたら誰もが大きくうなずくことを語られた。
 特定秘密保護法案の成立は、それらを可能にしたのだ。
 この小さな一歩は、実に大きな日本の未来、夢の未来に対する保障となる一歩ではないかと思えてならない。あらためて、心から、法案の成立をお喜び申し上げたい。

 ただし、やはり、国民として注意しなければいけないことが一点あると思わざるを得ない。
 つい数年前の悪夢のような民主党政権時代に、この法があったらどうなっていたか、と問いかけるだけで、心ある国民はぞっとするだろう。
 特定秘密保護法案付きの日本の政権が、もし社会党や共産党にわたったらどうなるか。
 故・藤木教授は、「国民が審判を下すから、心配ないよ」とおっしゃって下さった。
 だが、同時に、幸福の科学から出ている両党党首の狂気の精神を示した霊言は、かなり衝撃的だった。
 「そして誰もいなくなった  社民党 福島瑞穂党首へのレクイエム」では、
 『”悪い人”は強制収容所に送って優しい社会を実現』
 するという。 
 「「共産主義批判の常識」日本共産党 志位委員長守護霊に直撃インタビュー」では
 『党の批判者を捕らえるために軍隊と警察をフル活用』『共産党政権が最初にするのは「天皇の絞首刑」』
 だという。
 彼らの狂気は、一度権力を握ったら、「国民が自分たちに審判を下」す前に、強硬手段を取って国民を弾圧し、この国をおしまいにさせかねない気がする。
 前回の更新で、某放送局が日本の現首相をヒトラーのように映像化して見せた、といったが、実際に日本にヒトラーが生まれるとしたら、それは安倍首相などではなく、再び左翼のマスコミが推す政治家をトップにつけるような愚を、日本人が再び犯したときだろう。
 国民は、左翼マスコミが言うのと正反対の意味で、この法案の重要性と危険性を強く理解しなければならない。
 大手マスコミの左翼の病はまだまだ根深い。
 東京都知事選が始まったとき、真っ先に「反原発」候補たちを依怙贔屓したように映し上げ、あたかも幸福実現党にするかのように、国防に明るい田母神氏や、ドクター中松氏を名前だけしか紹介しない、そんな「時代遅れの」報道を見た。
 大川総裁は都知事選についても、「結果はもう決まっている」と語られているが、それにしてもうんざりした報道姿勢であった。
 もし日本のマスコミにわずかなりとも良心があり、「日本を迷走させた責任が自分たちにある」ということを僅かでも後ろめたく思うなら、二度と左翼政権を発足させないように公正な報道をすることこそが、マスコミの最大の使命ではないか、と申し上げたい。

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