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2010-05

鳩山首相が「国防」に目覚めた理由は、幸福の科学にあった!

 連日、大川総裁は地方周りをしている。

 二日に一回以上のハイペースで講演をしていて、教団内ですら、内容がオープンにされず、参加した人からのノートをかろうじて入手しては読むしかないのだが、どのノートを読んでも、タイムリーかつかなり面白い話を連打で出している。

 とびきりなのが、この五月八日の土曜日、広島国際会議場での、『「勝海舟の一刀両断!」講義』。
 回ってきた速報版のノートにはとんでもない内容が書かれていた。(以下、総裁の発言は、ノートより小生が要約)

 総裁 『鳩山総裁が突然、沖縄の基地の重要性を理解したのは、当会の書籍を読んだためであったということがわかった』

 という。
 ……大川総裁の書籍が、鳩山首相を百八十度変えた!?
 鳩山さん、あんなにうちをばかにしていたのに!?
 とんでもないスクープで、うまく書けば、格好の週刊誌ダネになりそうだ。

 総裁 「広島のホテルに鳩山首相の守護霊がやってきた」
 「彼は、『沖縄の海兵隊が抑止力である、ことが分かった』というが、その知識はアメリカあたりで勉強してきたのかと思っていた。
 しかし、守護霊が『あなたの本を読んではじめてわかった』、と言うので、こちらもずっこけてしまった。まあ、そういう人が総理をしている。」

 
 そうか。
 残念なことに、これは総裁の宗教家としての能力により、広島のホテルに現れたという「鳩山由紀夫氏の守護霊」との対話の内容で、それと知った、ということらしい。
 まあ、本人が口を割るわけもない。

 ここまで読んで、 「なんだよ、守護霊なんて眉唾だろ……」と落胆したあなた。
 申し上げておくが、総裁が「守護霊」と語る、と言ったとき、その内容はすさまじい。

 たとえば、昨年の総選挙の時に、幸福の科学出版から、「鳩山由紀夫・金日成の霊言」というようなタイトルの書籍を出しているから、お読み返しになられるといい。
 その中で語る鳩山由紀夫の守護霊は

 「実現党なんてとれて二三議席。どんな正論をいっても全くなんでもない」 「首相になることが大事」「政権交代することが大事」
 「弟は自民党を割って出てくれる」
 「他国からミサイル? 自分の政権の時に国民が死ななければ別にいい」

 ……みたいなことをのうのうと語っている。衆院選前のことである。
 まあ、ほかにもいろいろ言っているが、正直、読んでいて怒りが沸いてくる。
 いま、振り返ってみると、あの本に書かれてあるのは、間違いなく本人の本音であった、といえる。 
 当時は、そこまで頼りない人だとは一般に知られておらず、この霊言だけが、鳩山首相の胆力の無さ・決断力の無さを示していた。
 だが、当時、出版されたこの「霊言」を読んだ人だけが怒っていた、鳩山氏首相の内面のつぶやきは、今や白日の下にさらけ出され、全国民が怒りの対象となっている。

 おそらくいま、多くの国民が、「もっと早く、首相に選ぶ前にこの人のこんな姿を知っていれば……」と嘆いているだろう。
 それはすでに、提示されていたのだ。
 ただ、みなさん、総裁の「霊言」を知らなかったか、ばかにしていたかのどちらかに過ぎない。
 警告は為されて、しかも、書店で数万部は売れていたのである。

 ……というわけで、大川総裁の語る「守護霊との対話」とは、本人の潜在意識の本音が、現実に行動として表れる前に、すべて隠すところなく語られているという、すさまじいしろものなのだ。

 さて、その鳩山氏の守護霊との対話が、広島のホテルで再び持たれた、というのが、この講義で語られている内容。

 なお、五月八日の、この総裁の発言に対して、目下、民主党・鳩山首相は何も言ってこない。
 毎回、会場に入り込んでいる民主党の党員たちから情報は入っているはずだが、この発言に対して黙っているということは、(それどころではないということもあるだろうが)やはり事実なのではないかと思う。

 ……それにしても、なんということだ。
 おかしい、おかしいとは思っていた。
 五月に入って、「沖縄に基地は必要」と、突然首相が言い始めたことについて、である。
 この「変節」について、新聞もメディアも山のように批判はしているが、「首の皮一枚で、日米関係は繋がった」という感がある。
 最悪のシナリオから、かろうじて一歩、日本はよろめきながら離れようとしている感があるのだ。
 しかしいったいどうして考えを百八十度変えたのか……沖縄入りの直前に、小沢一郎氏と会っていたと言うから、あるいは小沢氏の入れ知恵かも知れないと思っていた。

 しかし、そうではなかった。
 大川総裁だった。
 総裁が数ヶ月前に放った一言が書籍となり、そのたった一書が、日本の鼻面を、ぐいとばかりに「国難」からそらしたのだった。
 いま、言論一つでこんな事が出来る人物は世界にいない。
 ……あらためてすさまじいお人だと思う。
 同時にこれは、在家の会員さんの手柄である、と思う。
 書籍「危機に立つ日本」がベストセラーになったが、じつは、幸福の科学では、二十年前から、職員ではなく一般の会員さんが書店を回っては
 「総裁の書籍をおいていただきたいのですが」
 と頼んできた。これはかなり大きな幸福の科学の戦略・活動の一つだった。
 会員さんの有志が、全国の書店を一軒残らず周り、出ると置いて貰うように伝票をもってゆき、店頭に並べられると丁寧に埃をはらって並べ直す。
 二十数年、その活動が続けられた結果、幸福の科学の書籍は、出るとベストセラーになる、といわれているが、それは、長年にわたる会員さんの地道な活動の手柄でもあった、と思うのだ。

 ……鳩山首相の守護霊の霊言にもどる。
 鳩山首相の守護霊という人は、加えて、こう言ったそうである。

 総裁『鳩山首相のまわりには、大川総裁のセミナーに参加している人々がいて、あとで報告してくるが、批判ばかりされて辛い思いをしている。総理は今、我々に対し、批判しないで、どうか助けて欲しい、沖縄の人々をどうしたら説得できるか教えて欲しいと思っている』

 数ヶ月前、ばかにしていた守護霊が、この懇願ぶり。
 書籍「危機に立つ日本」では、昨年の秋ぐらいに行った総裁の講演で、なされた予言がすべて今になって的中している。
 おそらくご本人もそれを読んで、すがる気持ちが守護霊として総裁の前にあらわれたのだろう。

  なお、今の首相の本心は、

総裁『鳩山首相の守護霊は、日本の国より民主党を救済してくれ、といってきた』

 とのこと。
 まだまだ、総裁の口からは、 知られざる鳩山首相の本心が明るみに出される。

 総裁『普天間に関しては、海を埋め立てるか、桟橋方式でヘリポートを作るかもめているが、鳩山首相が桟橋方式にこだわるのは、埋め立てなら沖縄県知事の許可がいるが、桟橋なら許可はいらないため。それで、予算はかかるがそうしようとしている。』

 そうだったのか! なんで桟橋、桟橋と言い立てるのかと思ったら、まあ、なんと……なんと情けない。

総裁『総理よりも徳之島の町長のほうが偉い。そこまで、地位を下げたのは革命的業績。』
 といい、
『民主主義の完成の姿と崩壊の姿が同時に見えている。』
『お助けしようがない。』

 といいつつも、助言を一つ、したという。

 総裁『なぜ、普天間移設問題がといったら、それは、普天間が、世界一危険な基地だから。
 ならば、基地を移転しないで、住民を移動したらいい。
 もともと、住民がいたわけではなく、基地ができてその周りに人が住むようになった。住民のかたには美しい海のほうに移転してもらえばいい。』

 コロンブスの卵とはまさにこのことである。

 そもそも、普天間はどうしてもめているのか。
 小生が聞いたことのある普天間基地に関する流れを簡単に書いてみると、

 ・当初、比較的、民家の少ないところに、「まあここなら、人が少ないから良いだろう」ということで基地がつくられた。
 ・その基地は今ほど稼働することがなかった。そのため、「稼働しない基地なら良いだろう」ということで、人がたくさん周りに引っ越してきた。
 ・ところが、その引っ越してきた辺りから、基地が稼働し始めてしまい、みるみる問題が多発するようになった。
 ・そして、苦しむ地元人々のために、国は基地移設を考え始め、すでに、数百億の補助金が 沖縄には落ちており、地域で使われ、現在に至っている……というものであった。

 ……この流れはあまり一般に語られず、それを無視して「米軍が悪い」「日本が悪い」「天皇が悪い(←美味しんぼの原作者がそういっておられる)といい、沖縄の悲惨な歴史ばかりが声高に言われ続けてきた。
 だが、総裁もこの流れに関しては、同じ認識であったのだ。

 政権についてから、毎月毎月顔色が悪くなり、人相が悪くなり続けている鳩山首相。
 ここにきて、 「実は腹案というのは……」といいながら、鳩山首相が「住民移転案」を出してきたら大笑いしてしまいそうだ。

 だが、首相が総裁の本を読んで、一気に保守に回ったという事実自体はかなり日本にとってはありがたい。
 自分が一国を背負うことになり、窮地に立たされて、心底助言をホッしたのだろうか。
 思えば、中曽根さんも、麻生さんも、安倍さんも、名宰相はみな、総裁に意見を聞いていた。(聞いた意見に従わなかったこともかなりあったようだが)
 しかし、その事実にようやく鳩山首相が目を開きかけ、歴代の首相のように、大川総裁の助言を内心で欲するようになった時に、もうすべて手遅れになり、世界からの信頼が二度と回復することが出来ないレベルになってしまっているとは……「改心したときには既に手遅れ」という、悲しい物語はいくつもあるが、全く同じパターンとなってしまった。
 早く退陣して欲しい気持ちと、こうなった以上は長く留まって、総裁の意見を容れた政治を少しでもやり直して欲しいという気持ちと、正直気分は複雑である。

 総裁は、このあと、最後のほうで、第二次大戦、サイパンの重要さを知り、サイパンはとられるなといった佐藤栄作の話をされている。
 おそらく、いま、「第二次世界大戦のサイパン」より、重要なポイントは、日米同盟の堅持だろう。
 「なんとかなれ、この国!」、と思わずにはいられない。

 すくなくとも、いま、幸福実現党が、またしても日本に時間を与えてくれた。
 去年の選挙活動のパフォーマンスによって、北朝鮮の脅威を一時的に退けたのに続き、やってくれた、と感謝に堪えない。
 だが、「選挙活動するだけで国の舵を切り替える」などと、こんな非常識なことは、いままで聞いたことも見たこともない。
 いまや、総裁は、表だって影響力を知られぬまま「世界に最も影響力のある日本人」の一人になりつつある、といっても、過言ではないのではないか。

 願わくば、この御仁が、「その昔、墨子が国を救った帰り道に雨に降られ、軒先で雨宿りをしていたところ、乞食と間違われてたたき出された」逸話と同じ目にあいませんように。(日本のマスコミならやりかねない)

 そのときは、この国も、中国領になってしまっているだろう。 

 (……とりあえず、どこかテレビ局で、深夜の時間帯とか空いてるときに、その日の講義の衛星放送を中継してください、ホント。絶対会員、みんなで見ます。視聴率、ばっちりですから。)

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