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2009-05

09/05/31 講義『感動を呼ぶ生き方とは』 インテックス大阪

 09/05/31 講義『感動を呼ぶ生き方とは』 インテックス大阪。
 伴侶にくっついて、衛星中継を見に行く。
 講義の内容は……まあ、爆弾発言に次ぐ爆弾発言、といったインパクト。
 国際問題についてずばずばと斬っていく。

 『一番の問題は六カ国協議とかいって北朝鮮を巡って何カ国かで話し合いをしている間に、だんだんに北朝鮮の側が戦力を拡充している現実』(小生要約)

 というような正論で、相変わらず具だくさんの講義だった。
 が、小生は、その中のたった一言でほかの要約なんぞ忘れてしまうぐらいぶっとんだ。
 よくまあ、これを日本のマスコミはスルーしているものだ。
 その一言とは、
 
 『北朝鮮と中国との境には鴨緑江という一つの川があります。

 その鴨緑江の中国側には中国、中華人民共和国の軍隊が約20万人詰めています。

 いかにも北朝鮮をいつでも攻撃できそうに見えるけれど、実はそうではないと私は見ています。

 金正日があれだけ強気でミサイル発射できる理由は、北朝鮮と中国の政治的に密約が存在するため。

 この中国軍が20万人、北朝鮮を平和的に武装解除するための勢力だと思うと、誤りです。

 中国軍が20万人北朝鮮に入ったらどうなるか。アメリカも日本も北朝鮮には手出しが出来なくなる。
 それは中国と戦うことを意味するからです。
 そこまで考えてやっている。
 (中国は)そんなに簡単な相手ではありません。』(要約 小生)

 ……小生、これを聞いてアゴが落ちるかと思った。

 「中国と北朝鮮は、実はツーカーでやっている?」

 とんでもないことだ。
 誰もこれは表だって言ったことがない。
 中国は国連常任理事国で、良識のある国だという報道をマスコミはしているからだ。

 だが、上記のように考えると、中国と北朝鮮の不可解な行動に、すべてつじつまが合う。

 突然強気で日本やアメリカにミサイルをとばすようになった北朝鮮。

 中国は、その北朝鮮に注意を促したかと思うと、肝心なときには、国連でも案件を否決したり、「頼られても我々に力はないのだ」などと韜晦しながら、結局、北朝鮮にしたい放題をさせている。

 また、年末頃だったか、中国から北朝鮮の金さんに、「健康回復の秘薬」みたいなものが送られたという記事が週刊誌に載っていた。
 変だな、中国は北朝鮮にクレームをつけているように言っているのに、なんでそんなものを送るのだろうと奇妙に思った。

 すべては、中国は、北朝鮮を子分として使っている、と考えると納得がいく。

 北朝鮮は、姿を変えた中国軍なのだ……ということは、
 中国の日本侵略は、もうすでにはじまっているわけである。

 すなわち、日本の頭上を飛び越えたのは、北朝鮮のミサイルではなく、姿を変えた中国のミサイルだったのだ。
 だから、民主党がいくら中国にお願いして、おもねってもダメなのである。

 なんてことだ。
 アメリカは頼りにならない。
 中国は北朝鮮を実はけしかけて日本を占領しようとしている。
 日本には道がないではないか。
 こんな恐ろしいことを、なぜ日本のマスコミは報道しないのか。

 小生伴侶曰く、「要するに、マスコミも政治家も、みんな怖くてそんなこと考えたくないんじゃなかろうか。
 もしも中国と北朝鮮が盟約を結んでいたら、彼らには、ほんとうにどうしたらいいか、わからないのだと思う。
 だから、目と耳をふさいで、そんなこと絶対ないことにしていたい。
  鳩山民主は、中国にひたすら頭を下げれば、北朝鮮問題は解決する、と、信じ込んでいる。愚かに見えるけれど、でも、ほかの政治家やマスコミも大差はない。
 中国と北朝鮮の一体化……あまりの怖しさに、そんなこと絶対考えたくもない。
 考えないようにしている。
 だから触れない。
 そんなところじゃないかと思う」

 おい! 「嫌なことを考えないで」いるうちに日本占領されちまうぞ!!!

 こんなところにこんな事を書いても誰も読まないだろうから、一言叫ばせていただく。

 マスコミのお歴々よ。
 頼むから、次回から幸福実現党を報道するときには、二十年も前の大川総裁のエルカンターレ宣言で「変な団体が立候補」を強調するのではなくて、
 今日のこの講義のここの一言と、きょう子党首の『北朝鮮のミサイル基地を爆撃します』という、超威勢のいい発言を組み合わせて報道してくれ!
 そうでないと、日本は中国か北朝鮮の属国になってしまう。
 日本がそれらの属国になったら、まっさきに粛正されるのはあんたたちだぞ、マスコミ諸氏よ。

 
 ……ホントにこれはまずい、と思った小生はといえば、その晩、「オーストラリアへの移住計画を立てようと真剣に考えている」、と実母に言い、猛反対を食らうのだった。

 だって、なあ。

 ……占領下の日本で、植民地になり、突然の中国・北朝鮮軍の「徴発(家に勝手に押し入ってお金や物を持って行かれること)」や、粛正(兵隊さんの気に入らないことをしたというだけの理由で殺されること)、強制所送りにおびえ、子供達を大量に拉致され、食料や日用品は自由に購入を許されず「配給」されるので長蛇の列で並び、しかも貧相な品物しか手に入らない……という生活を、死ぬまで送るより、言葉がわからなくても他国に移住した方が絶対にいいと思うのだが。

 いや、幸福実現党が政権をとれば大丈夫なわけなのだが……この状況、果たしてどうなる?
 この国の国民が、そんなに賢いとは思えないぞ。

 ああ、それと、司会をしておられたのは、大川総裁のご長男、大川宏洋(ひろし)君であったようにお見受けした。
 ご長男は、成人式を迎えたか迎えないかぐらいの年だと思ったが、その若さで進行役という大舞台である。
 思い切りガチガチに緊張されていたのが手に取るように伝わって、なんというか大変に好もしかった
 小生の老眼に、気持ちの良い初陣姿を拝見させていただいて寿命が延びたような気がする。

 あまり表には出てこないが、青年部の冊子に載る作文など拝見するに、総裁の五人兄妹たちは皆個性的で、まことに見がいがある。

 とくに、ご長男である宏洋(ひろし)君は、反骨の二文字がどことなく眉から口もとにかけて漂っている感がある。
 小生には、かの若者を見るたびに、才能のある者特有の苦しさを、いつも負うて歯を食いしばり、自分をとりまく目に見えぬ何かを睨めつけているかのような印象を受ける。
 おそらく、彼の才能が巨大なのだ。
 巨大な才能を持つ人間が、この世で生きよいはずがない。
 しばし耐えられよ。
 もうすぐに、その才能は開花をはじめ、十年後にはその満開の花の下で、数多くの人々が憩う姿が見られるはずであることを、小生は予言する。
 本日は、よく頑張られた。ご苦労様と申し上げたい。

 ……といっても、本人には伝わらんと思うのだが、ついそうつぶやきたくなるのだよ、彼をみていると。

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